【レポート】
2階奥の映像スペースの前には、第22回より設置し、好評だったという「暗いエリア」を今回も設置。これは、マルチメディア作品や照明作品の展示、暗さを活かしたパフォーマンスなどを行ってもらおうというもので、エリア内の照明を落としてある。中では、照明グッズやバックライトを活かした切り絵作品、行灯などが展示されていた。
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以前は横浜の魚市場で働いていたという「魚の味工房」の曽我敏洋氏の作品。「日本人の魚離れが進んで、仕事が暇になってしまったので、別の角度から魚の宣伝をしようと、4年前に魚の行灯や看板制作の仕事を始めました」(曽我敏洋氏) |
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「出張福神町」のブース。「福神町 綺譚(ふくじんちょう きたん)」は集英社の「月刊ウルトラジャンプ」にて2000年9月まで連載していた漫画家・藤原カムイ氏のインタラクティブ・コミック。その世界を、ダンボールオブジェで再現したという作品だ。このほか、藤原カムイ氏も製作に参加した「福神町綺譚音曲集 《音福》」も。オブジェ、CDともに制作は猫祭り姫氏 |
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1階のショースペースでは、各種パフォーマンスが披露されていた。そのパフォーマンスに登場した赤い乗り物。中にすぽっと乗り込む形で操縦するのだが、見えるのは透明コックピットから覗く顔だけ。まるでロボットだ。しかも、ステージだけでの使用と思いきや、会場のいたるところを、すーっと音もなく通り過ぎていく。呼び止めてうかがったところ「これは、僕の乗り物です」。この乗り物、「(架空会社)仁葉工芸」の徳江仁氏が2~3年かけて制作した。本業は自動車部品の販売だが、仕事が終わる20時過ぎから毎日2時間程度をかけて、3年ほどで完成させたという。駆動原理は電動車イスと同じ。メカニカルな部分は車の部品を独自の組み合わせで使っているが、足のサスペンションなどは全て自作とのこと。「これに乗って会場内を回っても咎められないのは、デザイン・フェスタとワンダーフェスティバルのみですね」(徳江氏)。
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赤いボディから顔がのぞく。駆動音はほとんどなく、静かに粛々と進む。ボディ後部には傘が。コックピットの中もぬれるのだろうか? |
左が徳江氏。これって、なんとか専用なんとかですか?と伺うと、「そうやって聞かれるように作ったんです(笑)」とのこと。 |
以上、とにかく出展数が多く、全てを紹介し切れないのが残念だ。ジャンルが多岐にわたっているため、1日か2日がかりで隅々まで丁寧に見ていくのがいいだろう。このカオス感、雑多感がまたデザイン・フェスタの魅力のひとつ。次回の「第24回 デザイン・フェスタ」は2006年12月2日~3日に東京ビッグサイト東ホールで開催予定。今回は来場者側だった人も次回、出展にチャレンジしてみてはいかがだろうか。
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