【レビュー】

復活! キーボードがスライドする新VAIO type U「VGN-UX50」

5 いつでも持ち歩くためのPC

    小山安博  [2006/05/17]

    新しいVAIO type Uは、これまでのtype Uの流れを継承した超小型のモバイルPCで、UMPCコンセプトを先取りした旧type Uを進化させ、ノートPCとしては新しいスライド式キーボードというギミックで新たな使い勝手を実現させている。

    ウィルコムのW-ZERO3は、Windows Mobileを搭載、スライド式キーボード、タッチパネル付き液晶とちょっとコンセプトの似た端末ではある。もちろん、自由度に関してはtype Uの方が上手で、逆に通信機能と動作の軽快さ、軽量性はW-ZERO3が上回る。

    ただ、付属ソフトの「ACCUSYNC for VAIO」を使えば、Outlookのメールや予定表、フォルダの同期が可能なので、PCで作ったあらゆるデータを(同じソフトが入っていれば)扱える自由度はWindows PCならでは。PHS/携帯カード、Bluetooth携帯、無線LANといった通信機能を使えば、PCで見られるすべてのWebサイトを閲覧することだってできる。

    軽快性についても、type Uでは、基本的には電源は落とさずに、スタンバイを多用する使い方が推奨されている。スタンバイであれば、電源スイッチをスライドさせるか、スライドキーボードをスライドさせるだけで、素早く起動できる。

    付属ソフトとして電子ブックリーダー「ebi.BookReader3J」が同梱され、「サイボーグ009」「アップルシード」といった約20タイトルのマンガの立ち読み作品がバンドルされており、リーダーとしても楽しめる。

    リーダーではないが、Webブラウザを縦表示と横表示に切り替えたところ。表示エリアはこれだけ違う

    音楽や動画、写真、電子書籍といったエンターテインメントから、ビジネスに関するデータまで、すべてを、いつでも持ち歩くためのマシン、それが新しいVAIO type Uだと言えるだろう。

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