【レポート】

E3 2006 - 先行するMS、次世代を強調するSCE、ゲームを変える任天堂 - 展示会場

1 ズラリと並ぶPS3試遊台、メニュー画面も公開

    Yoichi Yamashita  [2006/05/15]

    E3会場のLAコンベンションセンター

    昨年のE3でXbox 360の試遊台を用意したMicrosoftに加えて、今年はSony Computer Entertainment America(SCEA)と任天堂も展示ブースに次世代機の試遊台を用意。実際に遊んで新世代機を比較することができた。

    SCEAのブースは発売日と価格が発表されたばかりのPLAYSTATION 3(PS3)とPSPが中心。PS3のセクションでは、開発機で動く試遊台が多数設置され、「Gran Turismo HD」や「Gundam Mobile Suit」など14タイトルを体験できた。試遊台には各ソフトウエアの開発状況を示す"10~100"までの目盛りが貼られていた。たとえば「Gundam Mobile Suit」は"20%"だったが、「Resistance: Fall of Man」(70%)のように完成が見えているソフトもいくつかあった。

    このほか、PS3の機能をプレゼンテーションする6つの小部屋も用意されていた。プレスブリーフィングで紹介されたトレーディングカードゲームの「The Eye of Judgment」が2部屋、カラオケゲームの「SingStar」が1部屋。残りはBlu-ray Disc(BD)、PS3専用コントローラ、PS3のインタフェースについての説明が各1部屋ずつ。

    PLAYSTATION 3セクションの中央にはシルバーと黒のPS3

    試遊台を動かしていた開発システム

    リアルなガンダムが動くGundam Mobile Suit

    大人気の「Gran Turismo HD」

    PS3専用コントローラの部屋では、説明の後に「Warhawk」を使って6軸検出システムの操作を1人1分ずつ体験できた。コントローラを手にした感じはPS2用のそれと変わらない。ワイアレス、6軸検出システム内蔵なので重さを感じるかと思ったが、振動機能が省かれたためか、予想以上に軽く感じた。コントローラを傾けて戦闘機を操作する感触はすばらしい。反応がよく、すぐに思い通りの操作ができるようになった。ただ、バルカン砲を撃てるようになっているのに、振動が返ってこないとちょっと物足りない。

    カメラ機能を利用してトレーディングカードをビデオゲームに取り込んだ「The Eye of Judgment」

    「Warhawk」を使ってPS3コントローラを体験

    PS3のインタフェースはPSXやPSPでお馴染みのクロスメディアバーを採用していた。ただし、現在はコンセプト段階であり、質問は一切受け付けてくれなかった。メニュー画面には「Users」「Setting」「Photo」「Music」「Video」「Game」「Network」「Friend」などが並ぶ。これらをPS3のワイヤレスコントローラで操作していた。Userは個人ごとの設定の切り替えで、コンテンツの内容やパレンタルコントロールなどを変更できる。Settingは各種設定。Photoは写真、Musicは音楽、VideoはBDタイトルを含む映像コンテンツとなる。Gameはゲームのセーブデータの確認。NetworkはWeb閲覧だ。Friendは、登録してある友だちとコミュニケーションを行うコミュニティ機能である。説明では、ゲームだけではなく、音楽や映像などのデジタルエンターテインメントや豊富なコミュニティ機能に標準で対応する多様性がアピールされていた。メニュー画面の構成や、PS3がHDDを標準装備することなどを考えると、PSP同様にネットワークアップデートで機能を追加できる柔軟性を備えそうだ。

    PS3のメニュー画面。家族など、複数のユーザーの切り替えが可能

    PS3のビデオ再生時の操作画面

    PSPのセクションは、地下鉄の中を模した試遊エリアや、ゲームシェアリング機能を使った体験版配布コーナーを設けるなど、携帯性のメリットを伝えるつくりとなっていた。また触ることはできなかったが、PSPカメラのデモも行われていた。

    PSPヘッドセット

    PSPカメラの技術デモ

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