【レビュー】

Intel Coreシリーズ向けマザーボード「MSI 945GT Speedster Plus」を試す

1 ATX/MicroATXに両対応できるエクステンションボード

    石川ひさよし  [2006/04/16]

    IntelがCore Duoプロセッサを発表したのは1月、そしてようやく自作市場にも対応マザーボード製品が登場してきた。国内における初の製品出荷を行ったのはエムエスアイコンピュータージャパンのマイクロATXマザーボード「945GT Speedster Plus」。同社がとにかく少しでも早くユーザーに製品を、と出荷したのだろうか、現在販売されているものは現在は製品名の後に「先行販売バージョン」と付く。この先行販売バージョンではドライバCDなどいくつかの付属品が付属せず、後日メーカから直送されるとのこと。今回は、そんないきさつもあるこの製品をチェックしてみよう。

    MSIの「945GT Speedster Plus」

    ボードレイアウトは同社のIntel 915GMマザーボード「915GM Speedster-FA4」に近い

    945GT Speedster Plusの主な仕様
    製品名 945GT Speedster Plus
    対応CPU Intel Core Duo/Core Solo
    チップセット Intel 945GT+ICH7R
    メモリ DDR2 667/533 2スロット最大2GB
    グラフィック i945GT内蔵GMA950(D-Sub/DVI/Sビデオ出力可能)
    拡張スロット PCI Express x16/PCI express x4(x1)/PCI×2(最大4)
    サウンド ALC880 HDオーディオコーデックチップ(8ch)
    ストレージ SATA×4ポート、Ultra ATA×1系統
    RAID機能 RAID 0/1/0+1/5 Intel MatrixRAID対応
    インタフェース USB2.0×4(+4:ピンヘッダ)、IEEE1394×1(+2:ピンヘッダ)
    ネットワーク 1000/100/10BASE-T×2
    外形寸法 24.4×24.4cm(エクステンションボード使用時:30.5×24.4cm)

    まずはマザーボードの仕様から確認していこう。同製品はチップセットにIntel 945GTとICH7Rを組み合わせている。Intel 945GTはCore Duoを利用可能なデスクトップ向けチップセットという位置づけになっていて、945GT Speedster PlusのフォームファクタはマイクロATX。拡張スロットは上から順にPCI Express x16、PCI、PCI Express x4(帯域はx1)、PCIといったマイクロATXとしては標準的な構成。ただ、この製品の面白いところは付属する「エクステンションボード」によってPCIスロットをもう2スロット拡張でき、最大4枚のPCI拡張カードに対応できることだ。ボード下部には、PCI拡張カードのような切り欠きが用意されており、ここにエクステンションボードを取り付けて利用する。エクステンションボードは、いくつかのコンデンサが載っているだけのシンプルなもの。つまりいわゆるライザーカードのようなものだ。このエクステンションボードを取り付けるとマイクロATXサイズだった945GT Speedster Plusは、ちょうどATXサイズとなる。最近ではマイクロATXも市民権を得てきたが、それでもATXの人気もまだ根強いものがある。どちらでも利用できるこの方式は有効だろう。

    マザーボードの下部にはPCI形状に似た切り欠きが用意されている

    いくつかのコンデンサが載るエクステンションボード

    ボードのレイアウトは、一般的なマザーボードというよりは同社のIntel 915GMマザーボード「915GM Speedster-FA4」に近い。トップにメモリスロット×2本があり、CPUソケットは右寄りというものだ。一部のマイクロATXケースでは、きょう体をコンパクトにするため、HDDベイがマザーボードに被さるような製品もみられるが、そのような製品に搭載する場合、大きなCPUクーラーを利用すると干渉したり、やや取り回しが難しくなる場合があるかもしれない。

    マイクロATXサイズの同製品

    エクステンションボードでPCI×2基が追加で利用可能

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