【レポート】

IDF Spring 2006 - モバイル向け新プラットフォーム「Santa Rosa」の詳細など

1 Santa Rosa Platform(1)

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UMPCに関してのレポートは先週行った通りであるが、その他の話としてSanta Rosa Platformや新コンセプトモデル、及びMobileの周辺技術についてまとめてレポートしたい。

基調講演でも出てきた話であるが、Intelは来年Santa Rosaという新しいプラットフォームを導入する(Photo01)。2005年に投入されたSonoma Platform(Dothan+Intel 915シリーズ)に続き、今年初めにNapa Platform(Yonah+Intel 945シリーズ)の市場投入が既に始まっているが、このNapa PlatformのCPUをMeromに交換した(チップセットと無線LANは変わらず)Napa Refreshmentが今年後半(おそらく第3四半期終わり頃から第4四半期にかけてのタイミング)で投入される。

Photo01:CrestileがGMCHの名称で、ICHにはICH8Mを採用する

このNapa RefreshmentはCPUとして現在のCore Duoの代わりにMeromを装着するというだけで、その他の機能上の違いは一切ない。これに対しSanta RosaはMerom専用(ひょっとするとその次の世代のPenrynもサポートするのかもしれない。ちなみにPenrynとは45nmで製造されるMeromの後継製品で、丁度Banias/Dothanの関係と同じである)ということになっている。更にこのSanta RosaにはRobson Moduleと呼ばれる新パーツを組み込むオプションが用意される(Photo02)。このRobsonの能力は基調講演でも示された通りで、性能を上げながら消費電力を下げる事に成功している。

Photo02:RobsonそのものはNANDフラッシュ+ASICの、Mini PCI Expressの拡張ボードである。要するにHDDの外部キャッシュとして動作する訳だ

さて、このSanta Rosaの詳細をもう少し見てみたい。Meromプロセッサは要するにConroeと同じ世代のCore MicroArchitectureを搭載し、TDPを35W以下に抑えた(つまりその分動作周波数は低い)ものである。ちなみに基調講演などでは明らかにされなかったが、Technical Sessionのスライドの中には「2MBと4BMという2種類のキャッシュ構成がある」事が示されている。パフォーマンス向け上位製品が4MB(これがT7000番台のProcessor Numberになるというもっぱらの噂)、メインストリームの下位に位置する製品が2MB(これがT5000番台になるらしい)という構成になる模様だ。

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インデックス

目次
(1) Santa Rosa Platform(1)
(2) Santa Rosa Platform(2)
(3) 2006年コンセプトモデル
(4) 周辺技術のあれこれ(1)
(5) 周辺技術のあれこれ(2)

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