【レポート】

IDF Spring 2006 - AMD Update、Desktop・Mobile・Serverいずれも新ソケット

1 Desktop Update

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IDFの裏でAMDが何かやるのはもはや恒例行事になっており、前回はIDF前でカフェラテを配ったり新聞広告を打ったりしたわけだが、今回はそうした話が(筆者が知る限り)皆無。事前にスケジュールの打ち合わせをしたときには、"We have additional hard-hitting questions to ask the competition next week"とか言われていただけに、ちょっと肩透かしな感が強かった。

ロードマップ特集ですでに書いたとおり、デスクトップはSocket AM2に移行する。このSocket AM2は形状こそ従来のSocket 939に良く似ているが、ピン数自体は(誤挿入防止のために)1ピン増やされ、また互換性もない。主要な相違点は

  • CoreがRevision Fになる
  • DDR2メモリをサポートする
  • Pacifica Virtualization Technologyを搭載する
といったところ。

具体的なブツは「CeBitで各マザーボードベンダーが公開する」という話で、今回はお披露目はなかった。製品展開としては、他にAMD Live!のSpecificationを現在まとめている最中なこと(Photo01)、2006年中には(動作周波数は同じままだが)低消費電力な製品を投入する予定がある(具体的な事はいえない)といった話があった。さて、これに続く担当者との質疑をまとめるとこんな感じだ。

Q:製品ラインナップは?
A:Athlon 64 FXとAthlon 64 X2、Athlon 64、Sempronをリリースする

Q:動作周波数やモデルナンバーは現行のものを継承するのか?
A:現時点ではそうした情報はDiscloseできない

Q:AMDの今までの製品の変遷を見ると、メインストリームが新しいパッケージに移ると、バリュー向けが古いパッケージを継承している。ここから考えるとSempronがSocket 939になるのが自然に思えるが?
A:OEMサイドの移行の手間を軽減するためだ。その方法だと、OEMはSocket 939とSocket AM2の両方をサポートしなければならない。

Q:ということは、Socket AM2のSempronはDual Channel DDR2の構成なのか?
A:今はいえない

Q:Revision Fのその他の機能は? たとえばRevison D→Revision Eの移行時には消費電力が下がったりSSE3のサポートが加わったわけだが、そうしたEnhancementは無いのか?
A:無いと思う。いずれにせよそうした詳細はまだDiscloseできない

Q:IntelはQuad Coreの製品を2007年にDesktop向けに投入するが、AMDは?
A:Quad Coreは2007年にServer向けに投入する。その先については現状では公開できない

Q:SempronもDual Coreに移行するのか?
A:少なくとも2006年中はSingle Coreのままだ

Q:AMD Live! PCの要件にWindows MCE(Media Center Edition)が入っているが、たとえば他のMedia RichなOSをサポートする予定はないのか? そもそもAMD Live!のマシンはWindows MCEなんて使っていないと思うが?
A:AMD Live! PCは、最大多数の人に使ってもらえる環境を考えており、今のところWindows MCEやWindows Vista Premiumがベターな選択だと思う。AMD Live!について言えば、あれはProfessional向けであって、そもそもOpteronとかの上でLinuxとかを使っているケースもあるが、そうしたマシンにはそもそもAMD Live!のロゴなど無い。これはロゴプログラムなのであって、その要件のひとつがWindows MCEということだ。

というあたりだろうか? 今後のロードマップなども今回は一切提示はなされなかった。

Photo01:暫定版のAMD Live! PCのSpecification

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目次
(1) Desktop Update
(2) Mobile Update
(3) Server Update

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