【レポート】

CeBIT 2006 - AlbatronがTurion対応のMini-ITXマザーを展示、まもなく発売予定!

Mini-ITXマザーボードもかなりバリエーションが増えてきたが、その中でも本家VIAかIntelのCPU・チップセットという組み合わせが圧倒的に多い。あとは少数派で、CPUがGeodeだったりEfficeonだったり、ATIのチップセットがあったりするわけだが、一部で圧倒的にウケそうなTurion 64対応Mini-ITXマザーボードがついに登場した。

どこからどう見てもSocket 754。これはエンジニアリングサンプルだが、ほぼ完成しているという

展示されていたものは、台湾Albatron Technologyの「KI51PV」という製品で、チップセットはNVIDIAのGeForce 6150を搭載、Socket 754のAthlon 64/Sempron/Turion 64に対応する。Socket 754向けのMini-ITXマザーボードも珍しいが(というか、少なくとも筆者の記憶にはない)、Mini-ITXフォームファクタでNVIDIAチップセットというのもこれまた珍しい。ちなみにKI51PVは、Albatron初のMini-ITXマザーボードとなる。

メモリソケットは1本用意されており、最大1GBのDDR400メモリが利用可能。拡張スロットはPCIスロットが1本で、そのほかSATAコネクタを4つ搭載(RAID 0 / 1 / 5 / 0+1に対応)、6チャンネルオーディオやデュアルLAN(100+1000Mbps)も装備するなど、Mini-ITXながら多くの機能が詰め込まれている。基板は6層基板を採用しており、BIOS故障時に役立つ同社の「ABS」(Albatron BIOS security)にも対応する。

D-SUBとDVIを装備している。GeForce 6150の統合グラフィックが利用できる

マザーボードに差してあるこの小さい基板が「ABS」。BIOSを搭載している

ブースでは実際に、モバイルAthlon 64を使った動作デモも行われていた。かなりCPU負荷をかけていたため、標準的なCPUクーラーが搭載されていたのだと思うが、その大きさに「せっかくのMini-ITXなのに……」と思ってしまうところ。ただTDPが25WのTurion MTシリーズなら、十分ファンレス化も可能だろう。

ブースでは動作デモも行われていた。かなり注目を集めており、多くの人が足を止めて見入っていた

仕方ないと言えば仕方ないのだが、CPUクーラーがちょっと……な感じ。できればファンレスにしてしまいたい

ちなみにMini-ITXマザーボードで面白そうな製品を見つけても、聞いてみると「これは工業用だよ」と言われることがほとんどなのだが、ブースの担当者に聞いたところ、嬉しいことにこれはリテール向けに発売するのだそうだ。量産時期は4月ということなので、順調に行けば来月末にでも店頭に並ぶことになるかもしれない。価格は未定だが、また「いくらなら買うか?」と聞かれたので(Nano-ITXを4万円以上出して買ってしまった筆者に聞くのもどうかと思うが)、とりあえず「100ドル以下が希望」と答えておいた。

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