【レビュー】

Intel Core Duo搭載「MacBook Pro」を試す - 噂の"4倍速い"は本当か?

6 まとめ - ちょっと重いがパワーは十分

    海上忍  [2006/03/09]

    初のIntelプロセッサを搭載したノート型のMacということで、違いを探るべくいろいろな検証を重ねたが、神経をとがらせるほどの差異はない、というのが正直な感想だ。確かに発熱量は増したように感じるが、突然ファンが高速回転を始めるようなことはなく、熱いうえに五月蠅いという二重のイライラがないぶん気にならない。膝のうえに長時間載せて使うことはお勧めできないものの、冷却シートを敷くなどわずかな工夫を加える程度で快適に使えるようになるだろう。

    処理性能の面は、デュアルコアということでパワーは十分。動画のエンコードや3D画像のレンダリングなど、マルチスレッド処理が行われるアプリケーションを利用する場合は、特に効果が期待できる。前掲したベンチマークの結果は、PowerMac G5 Dual 2.0GHzにも匹敵する内容であり、それだけでもMacBook Proを選ぶ価値があろうというものだ。

    気になる点は、やはりその重さ。モバイルを謳うWindowsノートが軒並み2kgを下回っている状況下、やはり2.5kgは重いと言わざるをえない。12インチモデルがどうなるか、投入されるかどうかさえ不明な状況だが、パワーや機能を犠牲にしても是非"アンダー2kg"のモデルをリクエストしたい。

    冷却用のファンが静かなだけに、スーパードライブの回転音も気になる。一部の光学ドライブには、低速な読み込みを行い回転音を低減させる"サイレントモード"などと呼ばれる機能が用意されているので、それほど難しいことではないはず。折角のワイド液晶を生かすためにも、今後のスーパードライブの進化に期待したいところだ。

    MacBook Proの主要スペック

    15.4インチ:1.83GHz 15.4インチ:2.0GHz
    型番 MA463J/A MA464J/A
    CPU Intel Core Duo 1.83GHz Intel Core Duo 2.0GHz
    メモリ仕様 667MHz DDR2 SDRAM(PC2-5300)
    メモリ容量 512MB(最大2GB) 1GB(最大2GB)
    ディスプレイ 15.4インチ(対角)TFTワイドスクリーン
    ディスプレイ解像度 1440 x 900ピクセル
    グラフィックス ATI Mobile Radeon X1600(デュアルリンクDVI)
    HDD 80GB シリアルATA(5400rpm) 100GB シリアルATA(5400rpm)
    VRAM 128MB GDDR3 SDRAM 256MB GDDR3 SDRAM
    ビデオ iSightカメラ内蔵、DVI出力、VGA出力(DV-VGAアダプタ付属)
    オーディオ入力 光デジタルオーディオ入力/オーディオライン入力(兼用ミニジャック)、無指向性マイクロフォン(内蔵)
    オーディオ出力 光デジタルオーディオ出力/ヘッドフォン出力(兼用ミニジャック)、ステレオスピーカー(内蔵)
    光学式ドライブ スロットローディング方式SuperDrive(DVD±RW/CD-RW)
    Ethernet 10 / 100 / 1000BASE-T
    ワイヤレスデバイス 54Mbps AirMac Extreme(IEEE802.11b/11g)、Bluetooth 2.0+EDR
    入力装置 Apple Remote、フルサイズ高輝度バックライトキーボード(環境光センサーで自動的にバックライト点灯)、スクローリングトラックパッド
    拡張ポート FireWire 400×1、USB 2.0×2、ExpressCard/34スロット
    重量 2.54 kg
    サイズ(幅×奥行き×高さ) 35.7×24.3×2.59cm
    付属品 Apple Remote、DVI-VGAアダプタ、MagSafeコネクタ付85W電源アダプタ

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