【レポート】
モビリティグループの基調講演では、Sean Maloney副社長が、最近のパーソナル化するインターネットをモバイル技術が後押しすると主張。次世代ノートPCプラットフォーム「Santa Rosa」(コード名)の詳細、ウルトラモバイルPC(UMPC)、同社が推進するWiMAXの最新情報などを披露した。
Maloney氏は、RSSやタギング、ブログ、マッシュアップなど、Web上で展開している新たな動きを例に、インターネットがよりパーソナルでインタラクティブになるに従い、モバイルが重要な役割を果たすようになると指摘。その理由としてまず、ブロードバンド利用者数を挙げた。ブロードバンド接続は普及し始めているが、ZTEやIDCなどのレポートによると、10億人のインターネットユーザーに対して、ブロードバンドユーザーは2億5,000万人にとどまる。一方で携帯電話ユーザーは19億人であり、むしろモバイルに結びついてインターネット利用者が増加する可能性が高い。またパーソナル化されたネットサービスを人々は、パソコンの前だけではなく、あらゆる場所で利用したいと考えている。そこでモビリティがインターネット利用に新たな局面をもたらすとMaloney氏は述べる。基調講演ではパーソナル・インターネットを後押しするIntelの今後のテクノロジを、「スモールスクリーン」、「ラージスクリーン」、「パーソナルブロードバンド」の3点から説明した。
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最近のマッシュアップの例。連邦航空局のデータとGoogle Earthを組み合わせて、地図上に旅客機の動きを表示するfboweb.com |
普及し始めたものの、大局的に見ると利用者が少ないブロードバンド |
スモールスクリーンには、ハンドヘルド機器向けの次世代アプリケーションプロセッサ「Monahans」(コード名)が取り上げられた。第3世代のXScaleテクノロジをベースとしており、今回新たに「Wireless Intel SpeedStep with MusicMax Technology」、「Intel Wireless MMX2」、「Intel VideoMax Technology」などが搭載されることが明らかにされた。これにより消費電力を抑えながら、オーディオおよびビデオ再生を向上させられる。
今日のインターネット端末や携帯電話は小さなサイズで一昔前では考えられなかったようなマルチメディア機能を備えるが、ビデオやオーディオ、Web技術の変化は著しく、再生や表示ができないなどのケースも出てくる。その点、PCはソフトウエアのアップデートで対応できるという柔軟性を備えている。そこでハンドヘルド機器の携帯性とPCの柔軟性や豊富な機能を兼ね備えたマシンとしてUMPCが紹介された。どこにでも持ち運べるサイズで、バッテリー駆動時間が長いタッチスクリーン式のタブレットPCだ。今年第1四半期に登場予定で、具体的な製品については「まもなく明らかにされるだろう」とMaloney氏。
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