【レポート】

ウルトラ3Gへ一歩前進 - KDDI、モバイルWiMAXとウルトラ3Gの融合に成功

1 KDDI、モバイルWiMAXの実証実験を公開

小山安博  [2006/02/17]

KDDIは、大阪地区で実施してきたモバイルWiMAXの実証実験の結果、モバイルWiMAXの実用化の可能性が確認できたと発表、実験の模様を公開した。KDDIは、通信網をすべてIP化した「ウルトラ3G」構想を提唱しているが、その実証システムとの接続実験にも成功している。

実用化に近づくモバイルWiMAX

モバイルWiMAXは、時速120km以下の高速移動環境でも安定した大容量通信が可能な無線通信。1つの基地局で半径数kmをカバーでき、KDDIでは携帯電話システムを補完するものとして実験を続けてきた。

KDDIが昨年から大阪市中心部で行ってきた実験は、実効速度や基地局間の高速ハンドオーバーなどの基本的な性能や機能を評価したもので、市街地環境での実用化が可能であることが確認できたという。

KDDIが実験で設置しているモバイルWiMAXのアンテナ

実験は将来の商用化を視野に入れて今後も継続、多数の端末を同時に利用した際の性能やシステム性能改善技術であるアダプティブアレイなどの高度化技術の検証などを進めていく考え。

今回の基地局がカバーしているエリア。おおむね既存の携帯電話基地局と同等のエリアだという

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