【レポート】

Intel Mac、移行の手間は? 速度差は? - Webブラウザ「シイラ」で実際を探る

1 PowerPCアプリケーションからUniversal Binaryへ

    木下誠  [2006/02/01]

    サンフランシコで開催されたMacworld Conference & Expo 2006における発表以来、各所で注目を浴びているIntel CPUを搭載したMacintosh。出荷も始まり、既に手元に届いた読者も多いだろう。CPUアーキテクチャの変更という大きな移行を果たしたわけだが、その能力を発揮する鍵は、PowerPCもIntelもサポートするUniversal Binaryアプリケーションだ。ユーザにしてみれば、いま使っているアプリケーションが早期に対応して欲しいところだ。

    開発者にとって、Universal Binaryへの移行は大きな問題だ。いままで開発したソフトを、ビルドし直して、IntelとPowerPC両方のアーキテクチャで問題なく動くかチェックしなくてはいけない。そこにどのくらいの手間がかかるのか、またその苦労に見合うだけの効果を得ることができるのかが、気になるだろう。

    そこで、実際に開発中のアプリケーションをUniversal Binaryへ移行した模様をレポートしよう。題材となるのは、筆者が開発中のオープンソースWebブラウザである「シイラ」だ。シイラは、バージョン1.2.1でUniversal Binary化を行った。その手順と、Intel CPUで性能は向上したのかを紹介しよう。

    Intel MacでUniversal Binaryとして動作するシイラ

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