【インタビュー】
11日に開催されたMac Worldではソフトウェアからハードウェアまで多岐にわたる発表があった。中でも大きな発表というと、やはりIntelプロセサ搭載のMacintoshシリーズだろう。2005年6月にIntelプラットフォームへの移行が発表された当初は2006年6月までに製品を投入する旨がアナウンスされていたが、1月11日に約半年前倒しする形での発売となった。
12日銀座のApple Storeにて米Apple Computerのワールドワイドプロダクトマーケティング ポータブル担当シニアプロダクトマネージャーのリンダ・フレージャー氏、ワールドワイドプロダクトマーケティング コンシューマーデスクトップ担当シニアプロダクトマネージャーのジャイ・チュラニ氏に新しく発表されたハードウェアなどについてお話をを伺うことが出来た。本稿ではこのインタビューから両機種に共通するIntelプラットフォームについての総論、各フォームファクタにおけるIntelプラットフォームのメリット、そしてMacBook Proの新フィーチャーをお届けする。
--最初にIntelプラットフォームへの移行スケジュールを確認させてください。当初、6月までに最初のIntelプロセサ搭載機を出し、2006年中にラインナップを揃えるというアナウンスがなされていました。今回約6カ月前倒しで最初のIntel Macがリリースされた訳ですが、2006年中の移行完了という点には変更はありませんか? またほかに何かアップデートはありますでしょうか?
チュラニ氏: 我々が現在公表できる情報としてはカレンダーイヤーの2006年中にすべての製品ラインをIntelプラットフォームに移行する、ということだ。おっしゃるとおり最初の製品提供は昨年6月のアナウンスから前倒ししてこの素晴らしい2製品を提供することになった。これはインテルと我々のハードな努力の結果といっていいと思う。顧客に対して出来るだけ早い提供を行いたいという思いで必死にがんばったよ(笑。
--このタイミングでの提供開始は私も本当に驚きました。インテルとの協業について伺いたいのですが、Intel Core Duoプロセサそのもの以外でどういう協業が行われたのでしょう?
チュラニ氏: インテルとはいくつかの協業を行っている。マイクロプロセサの設計、チップセットの設計、プロセサを最大限活用するノウハウ…… 今回の開発ではこういったところで良い関係を築くことができた。
--インテルプロセサ採用のメリットは? 現時点でリリースされているデスクトップ、ノートブックPCという意味でiMac・MacBook Proのそれぞれの観点からお願いします。
チュラニ氏: やはり、一番のメリットは高速化だ。その上で、ほかのメリットというと将来のロードマップが提供されている、という点も大きい。デスクトップPCはもちろんだが、薄型のノートブックPCを設計する上で将来の道のりを描くことができる。
フレージャー氏: (ノートブックPCにおいても)やはり、高速化がなによりのメリットとなる。Intel Core DuoなしにはiChat AVの3DビデオカンファレンスをMacBook Proで実現することは不可能だった。G4プロセッサでは処理能力が十分ではない。iLifeのiPhotoなどを使えばそのメリットを十分に体感してもらえるはずだ。
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