【レポート】

CES 2006 - "2つのレンズ"で23~117mmの広角ズームを実現 - Kodakの「V570」

    小山安博  [2006/01/10]

    米Eastman Kodakは、開催中のInternational CES 2006で、23mm相当の広角レンズと光学ズームレンズという2つのレンズを搭載したデジタルカメラ「Kodak EasyShare V570 デュアルレンズ デジタルカメラ」を発表した。国内でも2月上旬から販売を開始する。オープンプライスながら、実売想定価格は5万円円前後。

    2つのレンズを1つのレンズのように扱えるV570

    V570は、「コダック レチナ デュアルレンズ テクノロジー」により、2つのレンズをまるで1つのレンズのように利用できるようにした「2眼カメラ」。一般的な2眼レフカメラとは異なり、異なる焦点距離をもつ2つのレンズを使うことで、ジーンズのポケットにも入るコンパクトサイズながらワイド端で23mm(35mm判換算時)という広角を実現した。

    23mm側は4群5枚+プリズムレンズ1枚構成の単焦点レンズで、7群10枚+プリズムレンズ1枚構成で焦点距離39~117mmの光学ズームレンズと組み合わせ、実質的に23mmからの光学5倍ズームを達成している。コダックでは混乱を避けるため、2つのレンズを合わせて「SCHNEIDER-KREUZNACH C-VARIOGONレンズ」としている。本体サイズは101(W)×49.8(H)×20.4(D)mm、125g(本体のみ)と小型軽量で、フラットなスタイリッシュデザインを採用している。

    撮像素子は有効画素数500万画素の1/2.5型CCDを搭載し、撮影機能としてはISO感度がオート/ISO64/100/200/400/800、ホワイトバランスがオート/昼光/白熱灯/蛍光灯/晴天日陰、カラーモードがヴィヴィッドカラー/ナチュラルカラー/シックカラーなど。背面には2.5型23万画素の大型液晶を搭載する。

    背面には大きく見やすい2.5型液晶を搭載

    そのほか、VGA・30fpsの動画撮影(MPEG-4)、22種類のシーンモードなどを搭載、付属の「Kodak EasyShareフォトフレームドック2」を使えば、写真がスライドショーする「写真立て」風の使い方ができる。

    なお、「レチナ」はレンズのRetinarではなく、35mmクラシックカメラのRetinaと同じスペル。技術的なものというよりも、パトローネ入り35mmフィルムを使ったRetinaと「デュアルレンズ」がともに革新的だから、といった理由のようだ。

    同じくCESで発表された「Kodak EasyShare C663」。有効画素数610万画素CCD、光学3倍ズームレンズ、2.5型液晶を搭載

    こちらは高倍率ズーム機の「Kodak EasyShare Z650」。有効画素数610万画素CCD、光学10倍ズームレンズ、2.0型液晶を搭載。この2モデルは現時点で国内発表はされていない

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