【レポート】

Hi-End Showでハイエンドオーディオ機器に打ちのめされる

    村田修  [2005/10/07]

    有楽町の交通会館12Fで開催されているHi-End Show Tokyo 2005は、ハイエンドオーディオ機器の展示会。各ブースには、普段実物を見る機会があまりないハイエンドオーディオ機器が展示されており、その演奏を聞くことが可能だ。

    MYCOM PCWEBの読者の方々は、普段どのような環境で音楽を聞いているのだろうか。中には、昔からのオーディオフリークで、「そんなことを尋ねるのなら、家に聞きに来てください」と言う人もいるだろうが、シリコンオーディオプレーヤなどの音を、「まぁ、これぐらいでも十分だし……」といった感覚で聞いているという人も多いのではないだろうか。あるいは、PCのオンボード音源にアナログ接続されたパワードスピーカーで、MP3サウンドを流しっぱなし、という人もいるかもしれない。

    そういった、オーディオフリークではない方々が(いや、オーディオフリークの方でも)Hi-End Show Tokyo 2005に行くと、目から鱗(実際には耳なのだが)、打ちのめされること間違いない。

    高級オーディオを聞きまくれる

    大画面フラットパネルTVを中心としたAV機器が流行しているなか、Hi-End Show Tokyo 2005に展示されているシステムは基本的に2chステレオだ(FPDが展示されていたのはシャープのブースぐらい)。AからEまでの5部屋に分かれた展示ホールでは、各部屋に6メーカーの製品が展示されており、それぞれタイムテーブルに沿ってデモンストレーションが行われる(つまり、各部屋では1度に1セットしか音出ししない)。オーディオショップなどの展示ではこうはいかない。

    各ブースでの試聴結果についてお伝えできれば良いのだが、それはまず無理なので、実際に行って自分の耳で確かめてほしい。もちろん、視聴だけではなく、さまざまな製品についての技術的な質問に答えてもらうことも可能だ。

    タイムテーブルに沿って、解説付きの視聴が行われる

    エレクトロスタティック型スピーカー、QUAD ES989。こういったのががんがん鳴るわけです

    オンキヨーの新作D-TK10。12月発売予定。小型スピーカーとは思えない迫力のあるサウンド。さんざん打ちのめされた後なので、168,000円という価格を見ても、手頃に感じてしまう

    絶縁トランスの効果も試聴

    試聴できるのはアンプやスピーカーだけではない。中村製作所のブースでは、トランスの試聴も行われている。現在家庭に引かれている電源には、ノイズ成分が多量に含まれている。また、AV機器自体がノイズ源になる場合もある。そこで、コンセントとAV機器との間に絶縁トランスを入れてやると、高周波ノイズがカットされ、音質が改善される場合がある。これはハイエンドオーディオ機器に限らず、ごく普通のシステムに使用しても効果がある。この効果を実際に試聴して見ることができるわけだ。

    中村製作所のアイソレーショントランスNSIT-50R。中に絶縁トランスが組み込まれており、ノイズ成分をカットする。仕様は50VA。28,000円

    販売ブース

    試聴ブースの隣にある販売ブースでは、高音質ソフトや雑誌、さまざまなオーディオサプライなどの販売が行われている。ケーブルや防振材など、現物を見てチョイスするのによい機会かもしれない。また、コーンの破損したスピーカーのリペアサービスも行われている。

    販売ブースもなかなかの盛況

    ホール用スピーカーの音に打ちのめされる

    隣接したカトレアホールBで行われている展示がハイフィディリティ・オーディオショウ2005。「Acoustic Creation System」による192kHz/24bitフルデジタル伝送のデモンストレーションで、アナログレコード、SACD、音楽CDの音を聞き比べることができる。理想的な状況でのアナログ再生や、192kHz/24bitフルデジタル伝送も凄いのだが、とにかくホール用スピーカーの迫力に圧倒される。

    HANIWA SP2W28。3WAY マルチアンプドライブSP

    そのほかにもさまざまなイベントが

    会場では、日替わりでミニコンサートが行われている。10/7日が中川昌三(F.L)+小畑和彦(G)。10/8日がFried Pride(14:00&16:00)。10/9日は、Masa Sumide(SOLO G)(11:00&14:00)。

    また、近くの東京国際フォーラムでは2005インターナショナルオーディオショーが行われている。興味のある方は足を伸ばしてみてはいかがだろうか。ちなみに東京国際フォーラムの1Fでは、2005缶・瓶づめ、レトルト食品フェアが開催されており、さまざまな食品の試食コーナーなどで賑わっている。その対比は非常にシュールだ。

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