【レポート】
米カリフォルニア州サンフランシスコで7日(米国時間)、米Appleが音楽イベントを開催した。同イベントでは過去iTunes Music Store、iPod photoやiPod U2 Special Editionなど、意欲的な製品発表が行われている。既報のとおり、今回はiTunes対応の携帯電話「Motorola ROKR」、「iPod nano」、「iTunes 5」などが登場した。ここではAppleの音楽事業のアップデートや発表された製品に触れてみた感想を含めて、同イベントの様子をレポートする。
CEOのSteve Jobs氏による講演はiTunesのアップデートからスタートした。2005年7月時点のiTunesの米国における市場シェアは82%に達するという。またiTunes 4.9からサポートされるようになったPodcastのサブスクリプション数は700万人に到達したそうだ。iTunes Music Store(iTMS)は販売曲数が200万曲を突破、Jobs氏は「世界最大の音楽ライブラリを持つオンライン音楽ストアだ」としている。昨年はiTMSでのU2ボックスセットとiPod U2 Special Editionが発表されたが、今年はiTMSでのハリー・ポッターのオーディオブック販売が発表された。これに合わせてホグワーツ魔法学校の紋章が刻印された20GB iPodも販売されるそうだ。またマドンナの全アルバムもiTMSで発売されることになり、ゲストとしてロンドンからマドンナがiChat AVで参加した。
iTunes 5はすでにダウンロード配布が開始されているので、すでに試している方も多いと思う。個人的には検索の時にプルダウンメニューを使った絞り込みを常々面倒に感じていたので、検索バーは重宝している。またフォルダを使ってプレイリストを整理できるようになったおかげで、左コラムを延々とスクロールする状態から抜け出せた。スマートシャッフルは、これまでそんな機能があったらいいな……と考えたこともなかったが、言われてみると便利そう。今は1/4ほど"より多く"同じアーティストの曲が再生されるように設定して使っている。
iTunes携帯電話に対する会場の反応は好意的だったが、大歓迎……というほどではなかった。これまでに何度もMotorolaのイベントでの発表が噂になり、その度に空振りに終わっていたので、新鮮味が薄れていたのかもしれない。個人的にはiPodのクリックホィールの使用感にどのように迫るかに興味を持っていたのだが、音楽機能にワンプッシュでアクセスできるミュージックボタンと4方向のジョイスティックの併用という正攻法だった。内蔵のiTunesプレイヤーのメニューはシンプルで、楽曲数も最大100曲に制限されているため、ジョイスティックでも十分にストレスなく操作できた。スペイン語や中国語などには対応しているようだが、GSM端末のためか日本語は用意されていない。
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