【レポート】

IDF Fall 2005 - Memory Update: FB-DIMMへの置き換えはスムーズに進む?

1 DDR→DDR2はそう遠くない?

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IDF開催時恒例のMemory Updateレポートである。今回一番動きがあったのがFB-DIMM周りであるが、とりあえず順を追って説明したい。

Overall

まずPhoto01がIntelの全体としてのMemory Roadmapである。RDRAMはIXP2800向けとかなのでもうPCには無関係で、バリューマーケットはDDR333/400、メインストリームはDDR2-667、サーバーはDDR2-400/533で、来年からはこれにFB-DIMMとDDR2-800が加わってゆくというシナリオだ。多少時期に変動はあるものの、概ねこのロードマップに変動はない。このロードマップを支えるValidation Programの方も、一応今のところは順調に進んでいる(Photo02)。もっともこれは全体論であって、個別には色々問題があるが、これについては後述する。

Photo01:DDR3が800/1066で来年には立ち上がるとしているが、これはまだ紆余曲折がありそう。

Photo02:DDRに関するValidationは終了し、今はDDR2とDDR3、及びFB-DIMMに関するValidationがメイン。

ただ全般的に言えば、DDR→DDR2へのトランジションは疑えないところ。Intelの予測(Photo03)やInfineonの予測(Photo04)のどちらを見ても、来年早々にはDDR2の生産がDDRを凌ぐ事が予想されており、またDDR2-533やDDR2-667のPrice Premiumも2006年中になくなると見ている。来年にはAMDもAthlon 64/OpteronのDDR2対応製品を投入してくるし、Intel/AMD共にバリューマーケットにもDDR2を導入する見込みなので、DDR400がコモディティから滑り落ちる日はそう遠くないのかもしれない。

Photo03:IntelによるMemory Trendの予想。折れ線はメモリ価格のプレミアで、対DDR400比である。ただ、実際には来年以降DDR400はコモディティの座から次第に滑り落ちてゆくと見られるので、逆に価格はやや上がる傾向にあると思われ、この予想よりも早くプレミアは無くなる可能性がある。(というか、このグラフは現時点におけるDDR400の価格と比較してのものだろう)

Photo04:Infineonによるメモリ需要のトレンド。今は512Mbit品がメインで、今後1Gbit品が次第に立ち上がってゆくだろうが、これがメインになるのは2007年~2008年の事で、また512Mbit品はDDR2がメインになると見ている。

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インデックス

目次
(1) DDR→DDR2はそう遠くない?
(2) メモリベンダーはDDR2-800に消極的?
(3) 指針の分かれるDDR3
(4) FB-DIMMがRegistered DIMMと両立してしまう可能性も
(5) 意外と重要かもしれないメモリチップのスタッキング

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