【レビュー】

Athlon 64 X2 3800+の性能を確認する

3 ベンチマーク(2)

    大原雄介  [2005/08/10]

    SYSMark2004 Patch2

    BAPCo
    http://www.bapco.com/

    グラフ10

    グラフ11

    グラフ12

    ではSYSMarkは? ということでグラフ10がその結果だが、Pentium D 830と並ぶトップスコアになっている事が分かる。特にInternet Contents Creationでの成績の伸びは素晴らしく、またOffice Productivityでもかなり性能が伸びているのが見て取れる。グラフ11がInternet Contents Creationの詳細だが、全てのテストでトップスコアというのは優秀というしかない。一方Office Productivity(グラフ12)はInternet Contents Creationほどスレッド化が進んでいない。例えばData AnalysisはExcelを使った膨大な表の上での作業だが、Excelがシングルスレッドで動作するから、当然結果は芳しくない。それでもAthlon 64 3200+よりも数字が良いのは、片方のコアが表の再計算を行う最中、別のコアがOSサービス(具体的に言えば、ディスク中のワークシートデータの読み出しや、メモリアクセスに伴う仮想メモリの再割り当て作業など)を行えるためであろう。それでも全般的には良好な数字を出しており、ただのAthlon 64 3200+よりは明らかに高速であるのはさすがだろう。

    3DMark05 Patch120

    FutureMark
    http://www.futuremark.com/

    グラフ13

    今回3Dに関しては上でも述べた通りビデオカードがボトルネックとなりそうなので(というか、試しにいくつか実施してみたのだがまるで差が付かなかった)3DMark05の結果だけを示すが、グラフ13に示す通り差は皆無。実際数字を比較すると±1.5%の範囲で全部収まってしまい、これは誤差の範疇と判断しても構わないレベルである。当然ながらAthlon 64 X2 3800+のスコアはAthlon 64 3200+とほぼ同等で、ここでの優劣は無い。適切なビデオカード(最低でもRADEON X850とかGeForce 6800以上)を持ち込めばそれなりにスコアに差は出てくるだろうが、そうでもなければデュアルコアだからどうこうという話はないだろう。ただデュアルコア特集でも紹介したとおり、現時点でのゲームは殆どがSingle Thread構成だから、ゲームをメインに考えるならばAthlon 64 X2はGood Choiceとは言いがたく、むしろAthlon 64 3800+でも選ぶほうが得策なのは明白であろう。

    新着記事

    特設サイトの情報

      人気記事

      一覧

      イチオシ記事

      新着記事

      特別企画

      マイナビニュースマガジン