【レポート】

WIRELESS JAPAN 2005 - au ICカードが初お目見え、1枚あれば1契約で番号そのまま複数台を利用可能

    大川淳  [2005/07/14]

    「ワイヤレスジャパン2005」のKDDIのブースでは、発表されたばかりの「au ICカード」がお披露目となった。「au ICカード」は、電話番号、ネットワークへの接続情報、PKI (Public Key Infrastructure) に基づく証明書情報を書き込むことが可能。これに対応した携帯電話端末であれば、au ICカードを差し替えることで、1回線の契約で複数の端末を使うことができる。対応端末は9月に発売する。

    au ICカードを挿し替えることで、1契約で複数台の端末を操作することが可能になる

    同社では、「au ICカード」を活用した複数台の端末を使い分けるサービスの一つとして、海外でもau端末を使えるよう、事実上の携帯電話世界標準規格である「GSM」に準拠する「GLOBAL EXPERT」を始める。このサービスは、au ICカードにGSMネットワークへの接続情報を書き込んでおけば、普段はGSM非対応の携帯端末を使用していても、海外に渡航する際にGSM携帯電話にカードを移すだけで、いつもの電話番号のまま世界約160ヶ国で通話が可能になるGSMローミングサービスだ。同社はGSM携帯電話として、NOKIA 3120を推奨している。

    このサービスの利用に特別な申込み手続きや日 / 月額の使用料は不要で、海外で通話した分の料金は毎月の国内での利用料金と合わせて支払える。

    電子証明書は、日本ベリサインとの提携により実現した。ユーザーがEZweb、EZアプリ通信を利用する際、同社と契約している「au ICカード」の挿入された携帯電話からの通信であることを証明する「au証明書」(電子証明書) をKDDIが発行する電子認証サービス「Security Pass」が用意され、企業イントラネットへのアクセスや、ネットショッピングなどでの第三者による改竄やなりすましを防止する。

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