【インタビュー】

逆境を笑い飛ばす! 映画「逆境ナイン」公開 - 奇想天外映像の作り方!

1 根拠のない自信を与えてくれる映画「逆境ナイン」

和泉真葵  [2005/07/06]

企画・制作プロダクション/ROBOT、配給/アスミック・エース。渋谷アミューズCQN、池袋シネマサンシャイン、新宿ジョイシネマ3ほかにて公開中

ありえない! おいおい! 2日から公開されている映画「逆境ナイン」は本当にトンデモナイ。ぶっ飛んだ発想、映像、演出。けれどもそこには「逆境は笑って吹き飛ばす!」、そんな明るさとポジティブさ、パワーが溢れている。そして、ギャグの連続のように見えながら、逆境に全力で立ち向かう主人公の姿に、ふとほろっときてしまう、感動の名作でもある……にしても。殴られたキャストが100メートル宙を飛んだり、誰かが発した名言が石碑になって急に現れたり!? そんなバカな。

今回、島本和彦氏の幻の野球マンガ「逆境ナイン」を映画化するにあたり、VFX (Visual Effects、もしくはVideo Effects。主にCGの技術を使用した視覚効果)制作を担当したのは、オムニバス・ジャパン。赤坂にある同社のスタジオを訪れ、デジタルプロダクション事業部チーフプロデューサーの堀内勉氏、チーフアニメーターの迫田憲二氏、アニメーターの古賀庸郎氏、また、「逆境ナイン」のポストプロダクションプロデューサーを務めるロボットの小島伸也氏にお話をうかがった。

「逆境ナイン」ストーリー

主人公は野球部キャプテン不屈闘志。彼の通う高校、その名も「全力学園」は「全力でないものは死すべし」が校訓。校長は生半可な活動しかできない野球部に、廃部をつきつける。野球部を守るため、無謀にも甲子園行きを校長に約束する不屈。まさに逆境! さらに追い討ちをかけるかのように、次々と襲い掛かる逆境! どうする、不屈!?

監督を務めたのは「海猿」の羽住英一郎氏。画像は野球部キャプテン・不屈闘志(玉山鉄二さん)とマネージャー・月田明子(堀北真希さん)

野球部監督・榊原剛(田中直樹さん)と鬼の全力学園校長(藤岡弘、さん)

右から「逆境ナイン」のVFXを制作したオムニバス・ジャパン デジタルプロダクション事業部チーフアニメーターの迫田憲二氏、アニメーターの古賀庸郎氏。迫田氏は「EVIL DEAD」(邦題「死霊のはらわた」)の特撮、古賀氏はU2の「ZOO TV TOUR」の映像を見たことがこの世界に入ったきっかけだったという

左から「逆境ナイン」ポストプロダクションプロデューサーを務めるロボット映画部の小島伸也氏、オムニバス・ジャパン デジタルプロダクション事業部 チーフプロデューサーの堀内勉氏。赤坂のオムニバス・ジャパンのスタジオにて取材

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