【レポート】

組込みシステム開発技術展 - 宇宙向けTeacube「Space Cube」などが展示

1 Pentium M採用のウェアラブルPC、落下しても安心の頑丈ノートPCなど

    大塚実  [2005/07/01]

    「第8回 組込みシステム開発技術展(ESEC)」(主催:リード エグジビション ジャパン)が6月29日より、東京ビッグサイトにて開催された。参加企業数は、国内外からの397社。組込みシステム開発に必要な各種ハードウェア、ソフトウェア、開発環境などを展示している。会期は7月1日(金)までの3日間。

    これらの各展示会が同時開催。会場全体では888社が出展、7万人の入場を見込んでいるという

    KontronのPentium MウェアラブルPC

    Kontronは、Pentium Mを搭載するウェアラブルPC「ECM(Embedded Computer Module)」を展示していた。腰に装着するタイプの製品で、腕に取り付けたタッチパネルモニターで操作できる。すでに量産出荷中だ。

    ウェアラブルPC「ECM」。手前の黒い部分は無線LANのアンテナとなっている

    本体の後ろからHDDユニットを入れる。HDDは、衝撃緩衝材に包まれている

    内部には2.5インチHDDを搭載可能で、無線LAN機能も装備。PCとしての機能は一式揃えているが、バッテリは内蔵しないとのことで、別途用意する必要がある。I/Oインタフェースを備えたドッキングステーションも2種類用意されている。

    ドッキングステーションと接続したECM。USB・シリアル・VGAなどのポートがある

    もう1種類のドッキングステーション。PCカードスロットやIEEE1394ポートも

    「耐環境」を謳うノートPC「ReVolution」も展示されていた。頑丈設計のPCとしては松下の「TOUGHBOOK」シリーズが有名だが、その対抗となる製品。衝撃や震動に関しては「MIL-STD810F」規格の耐環境性能に適合しており、電源OFF時で90cmの高さからの落下に耐えるほか、保証もしている。ディスプレイを180°回転した状態で、タブレットPCのようにも使える。

    耐環境ノートPC「ReVolution」。CPUはPentium Mを搭載する。価格はTOUGHBOOKと同等とのこと

    ディスプレイを回転してタブレットスタイルになる。ちなみに、堅牢PCとしてはNECも「FC-NOTE」を発売していたりする

    ちなみにKontronではこれまで、アジアパシフィック担当として台湾にオフィスがあったが、まもなく日本法人も立ち上がるとのこと。日本市場に対して、本格的に参入していきたい、としていた。

    KontronといえばMini-ITXマザーボードでもお馴染み。これはGeode NX用の「NXLCD」で、まだサンプルながら、問い合わせも結構あるそうだ。ファンレスに対応する

    Socket 478のPentium 4向け「886LCD/mITX」。CPUクーラーのリテンション内にLANチップが3つ載っている。GbEを3ポート備えている

    733MHzのCeleron Mを搭載していた「786LCD/mini-ITX」。メモリスロットの隣に、オンボードのメモリチップも見える。SATAにも対応

    ダイトエレクトロンのブースには、Kontron製マザーボードを使った完全密閉対応システムも。高クロックCPUの場合は、ヒートパイプを使うそうだ

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