【レポート】
韓国第2の都市、釜山にて「第2回ASIA ROBO-ONE大会」が開催された。1日目には、二足歩行の技術やフリー演技による合計点数を競う予選、2日目にはロボット同士が闘う決勝が行われ、2日間、熱い戦いが繰り広げられた。決勝戦は韓国のTAEKWON-V対日本のdynamizer。
今回の大会は、機械産業に関する技術や製品を展示する「Busan International Machinery Technology Fair 2005 (BUTECH 2005)」の一環として行われた。ASIA ROBO-ONE大会の注目度は高く、人出の多い週末に開催されたということもあり、常に歓声が絶えない盛り上がりぶりを見せていた。
参加したのは、韓国15チーム、日本6チームの合計22チーム、ロボット23体。これらが予選を戦い、勝ち残った16チームが決勝戦に進むこととなる。予選は50点満点の競技2種を戦い、合計点数の高い順から予選を突破するという仕組みだ。
二足歩行の技術が競われた第1予選は、制限時間90秒以内に壁で仕切られた曲がりくねった通路を歩き、ゴール地点に置いてあるボールを落とすという内容。得点は、歩いた距離が最初の曲がり角までの場合は10点、次の曲がり角までは20点、さらに次の曲がり角までは30点で、最後にボールまで落とせば満点の50点が入る。ボールを落とせずに手前で終わった場合は40点だ。
この競技を見ると、一見単純に見える二足歩行が、いかに難易度の高い技術であるかが分かる。あまり速く歩こうとすると倒れ、かといって慎重すぎるとほとんど前に進むことができない。とくに180度の回転を要求されるヘアピンカーブは、ロボットたちにとって難関のようで、曲がりきれずに転んでしまうケースが多かった。そこでターンの際の負担や時間ロスを減らそうと、後ろ向きで歩く、あるいは、横に蟹歩きをするなどの工夫をするチームも多かった。スピードと技とが要求されるこの競技で、結局、90秒以内にボールを落とすことができたのはHayato Suga氏の「Great Majingaa」のみだった。
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第2予選では、2分間、自由演技を披露するデモンストレーションが行われた。点数は審査員の判断による。決まった動きなどはなく、自分の特技を活かせるチャンスとあって、それぞれがユニークな動きでアピールする。音楽に合わせて踊るロボットあり、段差を昇降するなど高度な技術を見せるロボットあり、キックやパンチなど、戦いでの得意技を繰り出すロボットあり……それぞれのキャラクタが浮き彫りになる第2予選だった。
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