【レポート】

COMPUTEX TAIPEI 2005 - グラフィックカードの新製品、変わり種編

 

SLIとCrossFireのほかにも、特徴的なカードが展示されている。

MSIからはPCIeでもAGPでもどちらでも利用できるコンパチカード

今回、極めつけの変わり種カードといえば、MSIが展示していた「PCI ExpressでもAGPでも利用できる」というRADEONカード。ちなみに、どちらも配線されているため、設定不要でひっくり返すだけで両インタフェースに対応できるとのことだ。GPUにはRADEON X800XLを採用している。一般向けに販売するかどうかは不透明な部分があるが、PCIeとAGPという2つの環境で、同一のGPUスペックで1台でテストできるということで、ベンチマークマニアやメディア関係者には非常にうれしい製品かもしれない。同様にPCIeとAGPに対応するカードとしてはAlbatronも発表しているが、PCIe⇔AGP変換を用いない非常にシンプルな方法で実現した点は注目に値するだろう。

MSIの参考展示のPCIe & AGP対応RADEONカード

もうひとつ、"静音ファン"には「寂」シリーズで知名度の高いMSIから、静音カード製品「NX6600GT-TD256E」が展示されていた。GeForce 6600GTカードだが、2スロットぶんのスペースを使用する巨大ヒートシンク+ヒートパイプで低ノイズを実現している。現在販売されている通常冷却システムのノーマルバージョンとほぼ変わらない価格で販売できるとのことだ。

巨大ヒートシンクが特徴の「NX6600GT-TD256E」

厚みは2スロット分でヒートパイプで2つのユニットを繋いでいる

ASUSはSビデオ出力をワイヤレスでTVに飛ばせる2製品

ASUSTeKブースでは、Sビデオ出力をワイヤレス配信できる「Wireless TV-OUT」カードを2枚展示。GeForce 6600GTを搭載した「EN6600GT /WTD/128M」、RADEON X700の「EAX700 /WTD/128M」の2枚が展示中だ。

ASUSのワイヤレス対応グラフィックカード「EAX700 /WTD/128M」。下が「Wireless TV-OUT」受信ボックス

同ワイヤレス対応の「EN6600GT /WTD/128M」

また、ASUSでは今回カードと同じくらい添付ユーティリティにも力を入れているとのこと。これまでにもGameFaceというゲーム中にビデオチャットができるユーティリティが付属していたが、これにメッセンジャー機能を備えたバージョンを6月中旬より提供するという。そして自分のPlay画面を録画できる「GameReplay」、そのままストリーミング配信できる「GameLiveShow」など、ネット上でちょっとしたゲームイベントを開催できてしまうようなユーティリティ達が揃う。

2つのBIOSで「パフォーマンスを切り替え」デキるGALAXYのVGAカード

GALAXYと言えば、静音派に注目されているZalman製のGPUファンを搭載した製品が有名。そのGALAXYでは新製品として2つのBIOSを切り替えて利用できるグラフィックスカード「SMART FLASH」シリーズを展示。1つをデフォルト、2つ目をオーバークロック設定BIOSとして利用できるようだ。製品はPCI Express版とAGP版が用意されるとのこと。

「SMART FLASH」シリーズ。左に引き回されているのはBIOSを切り替えるためのスイッチ

GeForce 6800+ZalmanファンのSPARKLE

GALAXYと同様のZalman製GPUファンを搭載するグラフィックスカードとしてはSparkleも製品を展示していた。製品名は「SP-PX42DH ExtremeEdition」で、GPUはGeForce 6800。同じZalmanでも小型ファンを採用しているので、厚みは2スロット以上必要となるが、高さ方向には出っ張りのない設計が特徴だ

GeForce 6800+Zalmanファンで、静音+SLIを狙うには注目カードのひとつになるだろう

そして詳細は不明だが、SPARCLEでは高速 & 高品質カードの新シリーズとして「Calibre」シリーズを展開する予定だ。詳細については不明だが、提示されたベンチマークスコアによると、他社のGeForce 6600GTカードで6000台のスコアが、CalibreシリーズのGeForce 6600GTカード「A650」(AGP)では8000台半ば、というからかなり高速なカードのようだ。A650のクロックはコア500MHz、メモリが1.6ns GDDR3の1000MHzを256MB搭載。GeForce 6600カードの「A600」は1.6ns GDDR3メモリを128MB搭載した製品で、クロックは高めのコア450MHz/メモリ1000MHzとのこと。カードの上部には「VGA Rectifier Technology」(Rectifier=整流器)と呼ばれる金属板が取り付けられており、安定・高品位製品を望むユーザーには注目の新シリーズだ。

高品質カードの新製品「Calibre」シリーズ

S3 GraphicsではPCIeネイティブ対応のGammaChromeを展示

忘れてならないのは、VIA(というかS3 Graphics)ブースで展示されていた「GammaChrome」カード。PCI Expressにネイティブ対応するのが特徴で、HD出力で定評あるXXXChromeシリーズだけに製品発売が注目される。

GammaChromeカードの展示。展示されていたのはS18 Nitroカード2枚だ

そしてVIAではK8T890ProによるDualGFXもデモンストレーション。デモは何度か行われてきたが、そろそろ登場してくる段階だろう。

DualGFXのデモンストレーション

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