【レビュー】

EOS Kiss Digital N - 軽量、快適、快速、初心者向けデジタル一眼レフの決定版?

1 進化した「キスデジ」、EOS Kiss Digital N

    小山安博  [2005/05/30]

    EOS Kiss Digital(Kiss D)といえば、低価格デジタル一眼レフカメラ低価格化の先駆けであり、それまで最も安くて20万円前後だった市場に、10万円台前半という新たな価格帯を作り出した先導者だ。その後、ニコンやペンタックス、オリンパスが追随、低価格デジタル一眼レフカメラの市場は順調に拡大した。

    Kiss Dは、デジタル一眼レフの市場拡大の先駆けとして高い評価を得ているカメラではあるが、先発組の宿命として、後発の同クラスのカメラに比べて起動時間や連写速度など機能が見劣りする面も指摘され、後継機の開発が期待されていた。

    ここで登場してきたのが第2世代のKiss D「EOS Kiss Digital N」(ニューKiss D)だ。EOS-1D MarkII、1Ds MarkII、EOS 20Dに引き続き、同社の"第2世代"デジタル一眼レフラインナップの最後の一翼となる製品だ。

    「世界一軽い」を売り文句とし、さまざまな機能を強化しつつ、価格は本体のみで10万円程度を実現。ニューKiss Dは、上位モデル20Dに搭載された機能の多くを継承したことで、前モデルにあった不満点をほとんど解消したとも言える、意欲的な製品に仕上がっている。

    大幅な機能向上と小型化を果たした「EOS Kiss Digital N」

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