【レポート】
1年ほど前から、日本でもソーシャルネットワークが広がりをみせている。何をはしりとするのかは難しいが、Googleが提供したOrkutと呼ばれるサービスが、日本でもソーシャルネットワークの認知を広めたことは疑いようのないところだ。Orkutは基本的に英語しか扱えないが、それにもかかわらずOrkutには日本からのユーザも多く見られた。関心の高さがうかがえるだろう。
ソーシャルネットワークサービス(SNS)は、人間関係に的を絞ったウェブサービスの一種である。一言で表現することは難しいが、いろんな人のウェブサイトが集まったサービスと考えると、イメージしやすいかもしれない。通常のホームページサービスとの違いは、友達と親睦を深めるための機能や、新しく知り合いを得るための機能が、あらかじめいくつも用意されているというところだろう。
SNSのはしりは、今から2年前の2003年初頭、米国のFriendsterというサービスに見ることができる。日本では1年遅れの2004年初頭、Googleが提供を始めたOrkutと呼ばれるSNSの登場で、一躍脚光を浴びるようになった。日本におけるGoogleの知名度はきわめて高い。そのGoogleがSNSを始めたのである。日本のIT関連ニュースでこぞってSNSが取り上げられるようになり、一気に普及した。1年経過した現在でも、SNSを提供する企業は増えており、参加者は増加の一途をたどっている。今がまさに成長期といえるだろう。
SNSを利用するためには、まず、SNSを提供しているサイトでアカウントを作成する。アカウントは自分で申し込んで作成することもあるし、すでに参加しているユーザから招待してもらうこともある。現在日本で代表的なSNSは後者の招待タイプである。アカウントを作成したら自分用のページが用意されるので、まず自己紹介文を書いておくことが多い。次に友達をみつけて登録したり、自分の興味がありそうな話題を探して参加するのである。
ソーシャルネットワークサービスをつかって何をするのかということは人それぞれだ、今のところ日本では娯楽的な要素が強い。米国では仕事のためにスキルシート代わりという側面も強く持っている。
最近のある調査では、SNSに関する意見は大きく分かれたそうだ。SNSをすでに利用している人はとても便利なツールだと考えているが、参加していない人はそもそも興味がなく、興味がないので今後も参加するつもりはないという結果だった。確かに、実際にやってみないとどういったサービスかつかみにくい。そのあたりをふまえつつ、本稿ではSNSを紹介していこうと思う。
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