【レポート】

CeBIT 2005 - VIA、Mini-ITXで初のデュアルCPU搭載「EPIA DP」

2 ついに登場! のGammaChrome

    大塚実  [2005/03/14]

    Nano-ITX同様、こちらも遅れまくっていたGammaChromeだが、今回、ついに製品の登場がアナウンスされた。S3 Graphicsは、デスクトップ向けグラフィック製品を、バリュー、メインストリーム、パフォーマンス、エンスージアストの4ラインで考えており、今回発表された「GammaChromeS18」は、メインストリーム向けで従来の「DeltaChromeS8」の後継となる製品だ。

    DeltaChromeではメインストリームまで、GammaChromeではパフォーマンスまでカバーされる。その上は次世代で

    GammaChromeS18のグラフィックチップ。これはノートPC用のモジュールに乗っかっていたもの

    VIAブースに展示されていたBGAメモリ搭載のGammaChromeS18。これは中間の「Nitro」で、メモリは256MB

    こちらはTSOPメモリのGammaChromeS18。これはローエンドの「PRO」で、メモリは128MB搭載

    コア/メモリクロックも明らかにされており、GammaChromeS18シリーズの中で最上位モデルとなる「GammaChromeS18 Ultra」が500/900MHz、同「Nitro」が450/800MHz、同「Pro」が400/800MHz。3DMark05によるベンチマーク結果も出しており、それによれば、Ultraが最大2,000、Nitroが最大1,900、Proが最大1,600程度になり、RADEON X600 XTを上回るとしていた。

    GammaChromeS18のバリエーション

    ベンチマーク結果。X600 XTより上

    パイプライン本数は、ピクセルシェーダ/バーテックスシェーダともに4本ずつ。Ultra/Nitro/Proの違いはクロックスピードだけで、機能的な違いはないそうだ。

    GammaChromeはDirectX 9世代のGPUで、PCI Expressインタフェース、HDTV出力(1080p)をネイティブサポートする。独自機能としては、DeltaChromeでも搭載されていた「Chromotion」を強化、バージョン2.0として搭載している。

    製品の価格についてだが、VIAブースにてマーケティング担当者に確認したところ、高くても150ドル程度までの価格帯に収まるという。翌週にも米国ではオンラインストア「S3G-Store」をオープンする予定で、そちらで販売されるほか、日本でも2カ月以内には製品が発売されるのでは、としていた。ちなみにAGP版については予定はなく、そちらは引き続きDeltaChromeが担うことになるそうだ。

    Nano-ITXアップデート

    ついでにNano-ITXについての最新情報もお伝えしておきたい。昨年のCeBITで発表されてから未だに発売されないが、また少し「EPIA N」のレイアウトが変わっている。オンボードコネクタの配置がずいぶん変わっているが、それ以外にもTV出力のチップが「VT1623」からHDTV対応の「VT1625」へと変更されているそうだ。

    昨年の発表時の「EPIA N」

    今年展示されていたのはこちら

    また、いつの間にやら「EPIA NL」というバリエーションも増えている。これはコネクタ類をほぼ取り払ったもので、より組込みをイメージしたバージョンとなっている。

    「EPIA NL」。I/Oピンがずらりと並ぶ

    ちなみに発売時期については、いつもの担当者に「去年からずっと待っているのだが……」と聞いたところ、今年半ばには出せるハズ、という回答が。今度こそ期待したい。

    Nano-ITXの動作デモもさりげなく行われていた。遅れたのは、初のフォームファクタ、初のnanoBGAパッケージ、初のチップセットなどなど、初モノが多かったため問題がいろいろ出たのだそうだ

    関連記事

    関連サイト

    新着記事

    特設サイトの情報

      人気記事

      一覧

      イチオシ記事

      新着記事

      特別企画

      マイナビニュースマガジン