【レビュー】

欲張りユーザのあれもこれもをアルミボディにぎゅっと凝縮 - PowerBook G4

1 高速化し、新技も身につけたPowerBook G4

    大野晋一  [2005/03/02]

    PowerBookユーザは欲張りだ。筆者はMac OS Xの登場とほぼ同時にPowerBookユーザになって久しいが、周りを見渡すと、PowerBookユーザの欲張りな要望には事欠かない。曰く、「カッコイイのはイイけど、もうちょっと丈夫に」とか、「女の子でもかるく持ち運べるくらい軽いのが欲しい。でも光学ドライブは必須」とか、「19インチ位のディスプレイが欲しい。MPUはデュアルコアで」とか、「大きさ据え置きで内蔵スピーカーをもっと高音質に」とか……

    たいてい「おいおい、そんなの無茶だって」と思いながら聞いているのだが、新しいPowerBookがでると、ときに彼らの(中にはもちろん筆者自身の)欲望を満たしてくれるフィーチャーがあって嬉しかったりする。それは、過去においては12インチモデルの登場であり、チタニウムからアルミニウムボディへの変更に伴う耐久性の向上であったり、小型ウーファーの搭載であったりしたわけだが、今回のモデルチェンジでもいくつかの新機能が搭載されており、また我々の要望のいくつかを満たしていそうだ。

    前回のレビューで1.5GHz駆動のPowerBook G4を触っているので、処理速度の向上にはさほど驚かないが、新しいスクロール機能付きのトラックパッドや高速化されたBluetoothなど、新しく搭載された機能には我々の日々の作業を効率化・高速化してくれそうなものが多い。次ページ以降、まずはこういった「新技」を支える基礎体力ともいうべきパフォーマンス、そして新しく搭載されたデバイスや機能を見ながら、新しいPowerBook G4の実力を楽しんでみよう。さらに後半ではすでに手に入れたユーザも対象にした、使いこなしのノウハウをいくつか紹介する。それでは早速、パフォーマンスの観察からレビューを開始する。

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