【レポート】

売れ筋ランキング - PDAに求められる"他にない"新機能

    CRN  [2005/02/21]

    今回はモバイル端末、ビジネスソフトのランキングです。

    モバイル端末

    順位 機種名 メーカー 標準価格 実勢価格
    1 Zaurus SL-C3000 シャープ OPEN 58,600~79,800
    2 CLIE PEG-TH55 ソニー OPEN 36,500~41,700
    3 Zaurus SL-C860 シャープ OPEN 45,000~69,800
    4 CLIE PEG-TH55DK ソニー OPEN 50,200~55,500
    5 CLIE PEG-UX50 ソニー OPEN 43,800~69,800
    6 iPAQ hx4700 Pocket PC 日本HP 69,930 66,500~69,930
    7 GENIO e830 東芝 OPEN 59,900~72,400
    8 GENIO e830W 東芝 OPEN 66,600~79,800
    9 CLIE PEG-NX80V ソニー OPEN 30,800~40,000
    10 CLIE PEG-TJ25 ソニー OPEN 15,600~20,400

    シャープの「Zaurus SL-C3000」が、トップをキープ。CLIEは新機種が追加されておらず、従来モデルも終息に向かっている製品が多いため、徐々に順位を落としている。PDA市場は国内メーカーの勢いが落ちている。今年に入ってから新製品を発表したのは日本HPとデルだけで、国内ではシャープが昨年末に「Zaurus SL-C3000」を発売したのみ。CLIEやGENIOは、秋以前に登場したモデルばかりだ。

    ショップをみても、PDAの取り扱いスペースが小さくなっている。一方で、スペースを広げているのが電子辞書コーナーだ。ランキングでも「CLIE PEG-TH55DK」のように辞書機能をオプションで強化したモデルが活躍しており、Zaurusシリーズもバージョンアップと共に辞書機能を強化してきた歴史がある。メールやブラウズでは携帯電話、辞書機能では電子辞書と、PDAの持つ機能はそれぞれ、価格が安く特化したライバル製品に勢いがある。PDA同士の市場争いよりも、PDAと他機器の市場争いこそが重要になっているのが現状だ。

    それゆえ、今後でてくるPDAには、他の機材にない機能が求められるだろう。ZaurusのHDD搭載というのは、その一つの答えだ。容量を大きくすることで汎用性を高めることができている。また、画像活用ツール「ザウルスフォトストレージ」の提供を開始するなど、新たな利用方法を提案する積極的な姿勢も、今後トップを維持する力となりそうだ。

    ビジネスソフト

    順位 ソフト名 メーカー名 標準価格 実勢価格
    1 InternetSecurity2005特別優待版 シマンテック 8,190 5,400~ 6,600
    2 ウイルスバスター2005 インターネットセキュリティ トレンドマイクロ 8,925 5,350~ 6,600
    3 Norton AntiVirus2005 シマンテック 7,140 4,600~ 5,500
    4 Windows XP Professional ステップアップグレード版 マイクロソフト OPEN 11,400~13,300
    5 ウイルスセキュリティ 2005 EX ソースネクスト 1,980 1,580~ 1,980
    6 快電話 11 USBコード付き(スリムパッケージ版) ソースネクスト 2,970 2,400~ 2,980
    7 Adobe Acrobat 7.0 Professional 日本語版 アップグレード版 Windows版 アドビシステムズ OPEN 19,800~21,800
    8 Windows XP Home Edition 日本語アップグレード(SP2)版 マイクロソフト OPEN 11,250~14,400
    9 iLife'05 アップルコンピュータ 8,190 7,800~ 8,190
    10 V3 ウイルスブロック 2005 インターネットセキュリティ インターチャネル 2,980 2,400~ 2,980

    さすがに、はがき作成ソフトは姿を消し、お馴染みのセキュリティ対策ソフトが上位を占めるようになっている。このセキュリティ対策ソフト上位はシマンテックとトレンドマイクロで、ほとんど変化が無く、ソースネクストの「ウイルスセキュリティ」には勢いが無くなってきている。一方で、10位にインターチャネルの「V3 ウイルスブロック 2005 インターネットセキュリティ」がランクインしており、低価格のセキュリティ対策ソフトの売れ筋に分散が見えるようになってきた。

    2月に発売を開始した一太郎も、好調な滑り出しだ。発売日直前に訴訟でのトラブルがあったものの、店頭でのキャンペーン展開など、そのまま実施されている。ただ最近はアップグレードパッケージともなると、メーカーの直販サービスを使うユーザーも増えているようで、店頭の動きが鈍くなるのも事実だそうだ。そのような状況でも、しっかりと新バージョンをランクインさせてくる「Acrobat 7.0」。バージョンが上がる度に、ランキングへ登場するようになっており、ビジネスユーザーからの需要が増えているようだ。

    これから春に向けては、新入生・新社会人向けのイベント展開をおこなってくるショップも増えてくる。新タイトルでも学習ソフトなどが増えている。ランキングへと登場してくるのは難しいだろうが、季節のタイトルでもあるので、売り場では目立つところに展開してくるだろう。

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