【レビュー】

Linux版一太郎と新しいATOKを試す

1 久しぶりのバージョンアップでどう変わった?

海上忍  [2005/02/03]
  • <<
  • <

1/4

日本のLinuxユーザの関心事の1つに、日本語入力システムがある。WnnにCanna、SKKにAnthy…… UNIX系OSを利用したことのないユーザにとっては聞き慣れないものばかりかもしれないが、いずれも知られた日本語入力システムだ。日本語文書の作成に必携のツールであり、どれを使うかはユーザの趣味・趣向が色濃く反映される事柄なだけに、昔から果てしない(?)議論が続けられている。

そのように選択肢が少なくはない環境にありながら、ユーザの熱い支持を受けてきた日本語入力システムが「ATOK」だ。最初のLinux版(ATOK 12 SE)が1999年に登場、翌年にはWindows版と同程度にまで機能強化された「ATOK X」がリリースされたものの、以降バージョンアップすることなく4年が経過、よもやディスコンティニューでは? との噂もあったほどだ。それだけに、昨年秋の「ATOK for Linux」をリリースするというニュースは、Linux版ATOKのバージョンアップを待ち続けていたユーザにとって吉報だったに違いない。

ATOK17ベースの変換エンジンを搭載、推測変換など機能大幅アップの「ATOK for Linux」

今回、同時にリリースされた「一太郎 for Linux」とあわせて「ATOK for Linux」を試用する機会に恵まれたため、その機能の概要とアップグレードに関連する子細について報告したい。なお、一太郎 for LinuxとATOK for Linuxのいずれも試用ベータ版を利用しているため、実際に販売される製品版とは一部仕様が異なること、テスト環境にはFedora Core 3を使用(正式な対応ディストリビューションではない)していることを、あらかじめ了解いただきたい。

スプラッシュ画面には「Linux」とあるが、実はWindows版の一太郎 2004「そのまま」の「一太郎 for Linux」

  • <<
  • <

1/4

インデックス

目次
(1) 久しぶりのバージョンアップでどう変わった?
(2) Linuxの日本語入力システムとATOK
(3) ATOK for Linuxを吟味する
(4) まとめ - ある程度の自助努力は必要

人気記事

一覧

イチオシ記事

新着記事

IBM、国内のFinTech企業と「FinTech共通API」の接続検証を実施
[15:00 6/28] 企業IT
[トレンディエンジェル]今年はM-1出場せず 「得してるイメージない」
[14:39 6/28] エンタメ
セコム、ファイル検査付きインターネット分離クラウドサービスを提供
[14:37 6/28] 企業IT
【レポート】パウダースノーにてんこ盛り! 初上陸の韓国かき氷"ソルビン"は発掘も楽しい
[14:26 6/28] 趣味
【レポート】海外のラーメンブームに乗れるか? 吉野家が「せたが屋」で勝負に出る
[14:25 6/28] 経営・ビジネス