【インタビュー】

Macworld Expoのあの製品、気になる点を聞いてきました

4 「iPod shuffle」により革命は続く

    海上忍  [2005/01/24]

    Jobs氏の基調講演終盤お決まりのフレーズ「One more thing…」に導かれて現れたのが、記憶媒体にフラッシュメモリを採用したiPod shuffle。大きさはチューインガムと同程度の85×25×8.5mm、重さは500円玉(約7.0g)3つとほぼ同じ22g。液晶モニタすら搭載されないシンプル設計で、再生は「曲順」か「シャッフル」の2通りのみという潔さ。

    ワールドワイド・プロダクト・マーケティング iPodプロダクト・マネージャーのクリスティ・ウィルカーソン氏

    シャッフル機能を前面に打ち出した理由について、iPodプロダクト・マネージャーのウィルカーソン氏は「iPodのシャッフル機能により、音楽の聴き方は変化した。何ヶ月も何年も聴いていない曲が偶然再生され、再び新鮮な気持ちで聴いてしまうということもあるはず」と語った。

    前年度の好調なセールスについても、一通りの説明があった。前年度の累計販売台数は1000万台を突破、うち450万台は10~12月期という右肩上がりの状態にあり、この勢いを「文化的な現象」(ウィルカーソン氏)と表現。iPod shuffleの投入により「革命は続く」としたコメントからは、今後もiPodがAppleの大きな柱となるであろうことがうかがえた。

    メルセデス・ベンツや日産など自動車メーカー数社が新車にiPodアダプタを搭載する、という“車載関連製品”も気になるところ。Appleとしての取り組み方針をたずねたところ、「まったくの新天地であり、これから開拓しようとしている分野。Step by Stepで進めて行く」(ウィルカーソン氏)とのことで、例の如く未発表の製品に対する具体的なコメントはなかった。

    なお、インタビューの席に後から加わった前刀アップルコンピュータ社長いわく、「カーオーディオはOEM供給される製品であり、昨年クラリオンから(iPodアダプタの)発表があったように、実際にはカーオディオメーカーによって開発が進められている。(カーオーディオメーカーの取組姿勢は)かなり積極的」とのことなので、気軽にiPodを車で楽しめるようになるには、意外に時間がかからないかもしれないとの印象を受けた。

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