【レポート】

CES 2005 - マルチメディアを自在に操るAMDのAlchemy

AMDは、International CES 2005開催にあわせ、省電力プロセッサ「Alchemy Au1200」を発表した。携帯型メディアプレイヤーなどでの利用が想定されており、動作周波数400MHzの場合の消費電力は400mW以下とされている。

Au1200は、メディアアクセラレーションをハードウェアレベルで統合、DSPを別途必要としないでマルチメディアファイルを再生できる。Au1200を搭載したメディアプレイヤーでは、HDD/DVDレコーダーで録画したMPEG-2映像を直接再生できるなど、PCでメディアファイルをトランスコードする必要がない。

こうしたメディアプレイヤーでは、DVD品質の映像をそのまま表示可能な性能を備えることになり、MPEG-2/4、WMV9、H.263、DivXを再生できる。MP3の再生も可能だ。

また、AMDではTiVoと提携し、TiVoのレコーダーから直接メディアプレイヤーやPCへ録画映像を転送するための「TiVo-To-Go」をサポート。容易なデータの転送を可能にした。

Au1200は、720×480のDVD品質の映像再生に対応、1024×768までの拡大出力が可能で、DDR1/2メモリをサポートする。USB2.0、オーバーレイ表示も可能な映像出力も備える。そのほか、カメラインタフェース、ハードウェアレベルでのAES 128ビット暗号/複合などを搭載、Windows CE.NET、Linuxをサポートする。

Au1200は今年第2四半期に333MHz、400MHz、500MHzの3製品が登場し、333MHzの場合、1万個ロット時の価格は22.5ドル。

CES 2005のプレイベントではFICが、Au1200を搭載し3.6型液晶を備えたOEM向けメディアプレイヤー「Vassili」を展示。さらにGoVideoもポータブルビデオプレイヤーを用意しており、Vassiliは499ドルでOEMに提供され、GoVideoのプレイヤーは今年第2四半期には登場予定だ。

映像を再生中のVassili

手前は色違いのVassili、奥はGoVideoのプレイヤー

TiVo(液晶TV下)に録画した映像を、直接プレイヤーに転送、再生できる

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