【レポート】

NVIDIA、真のGeForce 6200となる「TurboCache」

4 GeForce 6200TC登場の意味するところは?

    西川善司  [2004/12/16]

    GeForce 6200TCのメリットと登場の目的は何なのか。

    メリットとしては旧版と比べてトランジスタ数が大幅に低減されたこと、搭載ビデオメモリを減らせることで消費電力が低減し、ひいては発熱量も減らせることが出来る。実際に、NVIDIAがリリースしたリファレンスデザインカードはファンレス仕様となった。この低消費電力と低発熱仕様はノートPC版のNV44として出てきたときも優位に訴求されてくることだろう。

    登場の目的については、これは次世代WindowsのLoghornを睨んだもの……と考えるのが自然だろう。Longhorn時代では、そのGUIをフルに活用するためにはプログラマブルシェーダ2.0仕様以上のグラフィックサブシステムが必要になり、これにともないビデオメモリ容量も必然的に多く要求されることになる。

    ローエンドクラスのメーカー製PCや、サブノートクラスのノートPCでこの要件を満たすには、コスト的、消費電力、熱設計の面で困難である。

    このTurboCacheというソリューションであれば、パフォーマンスは多少犠牲になるものの、上記の問題点を高効率に解決しつつ、「Longhorn-READY」(本PC製品はLonghhornに対応しています)を訴えられるわけだ。

    対するライバルのATIも、同種のテクノロジー「HyperMemory」を発表している。このタイプの設計はローエンドクラスのGPUでは主流となるかもしれない。

    GeForce 6200シリーズの直接のライバルはATIのRADEON X300シリーズとなる。この表では16MBモデルのGeForce 6200TCの予想リテール価格がUS$99未満とされているが、実際には5,000円から7,000円くらいの大安売り作戦を仕掛けてくる可能性がある。これができるのは当然、カード側に搭載するビデオメモリを小容量にできるため。

    (トライゼット西川善司)

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