【レビュー】
前回に引き続き、最新の最適化ツール「DiskX Tools」と「Super XP Utilities Pro 2」の機能を詳しく見ていこう。
なんと都合の良いことに、前半の記事を書いてから、大量のオンラインソフトのレビューを書く仕事が入り、数日の間に50本以上のソフトをインストールしたりアンインストールすることになった。
前回、パソコンは使えば使うほど遅くなると書いたが、その主な原因の一つが、ソフトのインストールとアンインストールを繰り返すことにより、レジストリやハードディスクに、インストールしたソフトの設定情報などのゴミ情報が残ってしまうことだ。
実際、この数日の間に大量のソフトのインストールとアンインストールを繰り返し、私のパソコンはかなり調子が悪くなってしまった。パソコンはハードディスクの容量が少なくなると動作が重くなり、場合によっては動作が怪しくなる。場合によってはエラーの元にもなりかねない。そんなわけで最適化ツールにも、不要なファイルをクリーニングする機能が用意されている。最適化ツールを利用してどの程度、調子を取り戻すか試してみたいと思う。
では「Super XP Utilities」から見ていこう。こちらもレジストリの時と同じで「不要ファイルクリーナー」を開き、開始ボタンを押すだけだ。かなり長い時間ガリガリとハードディスクにアクセスし不要なファイルをピックアップしてくれた。なんとその数、2,475個300MBにも達した。時間がかかるわけだ。
ピックアップされたファイルは、明らかに不要なものばかりだったが、そこはしっかりしたもので、もしもの時に備えてバックアップされる。そのため削除したファイルをアンドゥから復元できる。アンドゥでは、いつ何をアンドゥするのかが分かりやすく記録されるので安心だ。
また、拡張詳細設定で、文書ファイル、動画ファイル、画像ファイルなどのファイルを全て検索することができる。ただし注意したい点としては、拡張詳細設定を使って検索したファイルは、必要不要の区別なしに抽出される点だ。文書ファイルを検索すると、Wordや一太郎で作ったファイルを全て列挙してしまうので拡張詳細設定を使うときは注意しよう。(パソコンは快調になったが仕事はやり直しになったなんていうのは本末転倒だ。もし必要なものがなくなっていたら、アンドゥ機能でクリーニング前に戻そう)
一通り不要ファイルを検索した後は自動的に「不要ショートカットクリーナー」に切り替わる。ここではリンクの切れたショートカットを削除することができる。実際に検索してみると、以前使ったことのある懐かしい(!)ソフトへのショートカットが多数検出された。さらに、ここでは何もファイルの入ってない空のフォルダを削除することもできる。うっかりミスで作ってしまったフォルダや、ソフトが作業のために一時的に作ったフォルダが検出された。
では次に「DiskX Tools」を見ていこう。こちらも、レジストリの検索と同じく、「オートクリーン」「マニュアルクリーン」「高度なクリーン[上級者向]」の3つの方法でクリーニングすることができる。
まずは「Super XP Utilities」と比較するために、「オートクリーン」を使って自動的に不要ファイルを検索してみた。結果は、不要ファイル数4,259個、サイズは352MBになった。「DiskX Tools」の方がずいぶん数が多いが、これは、ごみ箱やIEのキャッシュファイルなどが含まれているためで、これを除外すると302MBになので互角と言えるだろう。下の画像ではサイズが352MBより小さくなっているが、これは、一部のファイルを削除してしまった後にキャプチャしたため。さすがに不要ファイルの中にはアンドゥしても元に戻らないものもあるようだ(IEのキャッシュファイルなど)。
「マニュアルクリーン」では項目別に不要なファイルを検索できる。ほとんどの項目は「オートクリーン」で検索できるものと同じだが、Windowsフォルダにある不要な壁紙やテキストファイルを消したりという細かい項目を選んでクリーニングできる。特に壁紙を削除する機能には、実際にサムネイル表示された画像を見ながら不要なファイルを選択できるので便利だ。また、スクリーンセーバーやサウンドファイルを検索した場合、列挙したリストをダブルクリックすることで実際そのスクリーンセーバーやサウンドをプレビュー表示できる。画像やマルチメディアファイルは、1つのファイルサイズが数メガあり大きいので、こまめに要らないものを消しいくのも効果があるだろう。
「高度なクリーン[上級者向]」では、孤立ファイルや重複ファイル未使用のファイル、サービスパックやWindows Updateの不要なファイルを検索できる。孤立ファイルでは、スタートメニューなどから参照されていないEXEファイルやDLLファイルなどを検索できる。ただし、スタートメニューから参照されていなくても不要なファイルとは言い切れないので削除には注意が必要だ。重複ファイルの検索では、ファイルサイズや更新日から検索するようになっている。未使用ファイルでは、指定した日数以上使っていないファイルを検索できる。長い期間使われてないファイルは不要なファイルである可能性が高いので、例えば、ここ半年以上使ってないものなどを検索して問題がなさそうならば削除するのがよいだろう。このとき、検索除外フォルダを指定することもできるので、バックアップ用のフォルダや重要なフォルダは除外しておこう。しかし、とにかくものすごくたくさんの数のファイルが列挙されるので、拡張子やどのフォルダにあるのかを判断しながら選別しよう。
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