【レビュー】

FSB 1066MHzのPentium 4 Extreme Edition 3.46GHzを試す

4 ベンチマーク結果(2)

    大原雄介  [2004/11/03]

    3DMark03 Patch340

    FutureMark
    http://www.futuremark.com/

    グラフ10:3DMark03 Patch340

    グラフ10は3DMark03の結果だが、1024×768ピクセルあたりまではAthlon 64 FX-55とPentium 4 XEには明確な差が無く、もうCPUの評価にはあまり向かないテストなのかもしれない。面白いのは、前回の結果とは逆に、解像度が上がるとむしろ数字がバラける結果になっていることが面白い。前回利用したX800 Proに比べてX800 XTでは多少描画能力が上がっていることがこの結果になっているものと思われる。

    3DMark05 Patch110

    FutureMark
    http://www.futuremark.com/

    グラフ11:3DMark05 Patch110

    次は3DMark05の結果をグラフ11に示す。Athlon 64 FX-55で成績が低めなのは前回と同じなので置いておくと、Pentium 4 XE 3.46GHzが一応最高速ではあるが、Pentium 4 XE 3.40GHzやPentium 4 560との性能差はごくわずかで、このグラフだけ見ていると価格差に見合うだけのアドバンテージはなさそうに見えてくるところではある。もっともハイエンド製品の場合にコストパフォーマンスを論ずるのは多少無意味かもしれないのだが。

    グラフ12:3DMark05 Patch110 CPUTest

    グラフ12はCPUTestの結果を抜き出したものだが、こういうケースではやはりPrescottコアはやや不利な様で、相対的にAthlon 64 FX-55の健闘が目立つが、それでもやはり一歩及ばないというところだろうか。

    AquaMark3

    Massive Development
    http://www.aquamark3.com/

    グラフ13:AquaMark3

    グラフ13はAquaMark3のAvgFPSの結果である。前回の結果と大きく異なっているのは、単にビデオカードの違いというよりも、プラットフォームレベルでの性能差もあるのかもしれない。このテストではまた、Pentium 4 XE 3.46GHzの性能が大きく上がっている事も注目すべきだろう。3DMark系に比べると3D描画以外の負荷が大きめなテストであるが、これまではAthlon 64系が強かったこのテストでPentium 4系が上位に来るのは珍しいことである。

    Doom 3

    id Software
    http://www.doom3.com/

    グラフ14:Doom3 GameDemo1

    グラフ14は、Doom3のGameDemo1である。このテストや、次に示すUnreal Tournament 2004の結果ではやはりAthlon 64系が優位に立つことが一般的で、今回もこの傾向を再確認する結果になったわけだが、それでもPentium 4 XE 3.46GHzは明確に数字を持ち上げており、やはりFSBアップの威力が大きいことを再確認する結果になっているのは面白いところだ。特に1600×1200ピクセルでは、グラフが2グループに収斂しているのは非常に面白いところである。

    Unreal Tournament 2004

    Epic Games
    http://www.unrealtournament.com/

    グラフ15:UnrealTournament 2004 BotMatch

    グラフ15はUnreal Tournament 2004の結果である。前回同様、グラフの形が妙になっているのが面白いところで、これはCPUというよりもRADEONのドライバ側の問題ではないのかという気がするが、とりあえずそれは措いておこう。

    案外このテストでは、Pentium 4 XE 3.46GHzとPentium 4 XE 3.40GHzの性能差は少ない。ただ、誤差とはいえないほどに明確にグラフが分離しており、それなりのアドバンテージがFSBアップでもたらされる事がこのグラフからも読み取る事が可能である。

    Final Fantasy XI for Windows Official Benchmark 2

    Square Enix
    http://www.playonline.com/ff11/multimedia/download/bench/

    グラフ16:Final Fantasy XI Official Bench 2

    前回はうっかりいくつかのケースでデータを取り損なったために省略したが、今回はちゃんとデータを取り忘れなかったのでグラフ16に結果を示したい。これもまたAthlon 64系有利なベンチマークで、結果として大差がつくのは致し方ないところ。とはいえ、それなりにPentium 4 XE 3.46GHzがAthlon 64 FX-55にせまりつつあるのはなかなか興味深いところだ。

    SPECViewperf 8.0.1

    SPEC
    http://www.spec.org/gpc/opc.static/vp8info.html

    グラフ17:SPECViewperf 8.0.1

    次はSPECViewperfの結果をグラフ17にまとめた。大雑把に言えば、やはり最速はPentium 4 XE 3.46GHzである。これはやはりFSBアップが大きな効果をもたらしているのではないかと想像される。前回の結果と比べてみると、3ds maxやCATIA、EnSight、Pro/ENGINEER、SolidWorksなどAthlon 64系で有利だったテストでいずれもPentium 4 XE 3.46GHzが上回る成績を出しているのはなかなか見事というしかない。

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