【レビュー】

人と語り合うセクシーなサイバーショット「サイバーショット L1」

1 いちばんセクシーなサイバーショット

    小山安博  [2004/10/21]

    サイバーショットUシリーズで小型デジタルカメラをリリースしていたソニーが、新たなシリーズを展開する。それが今回レビューする「サイバーショット DSC-L1」だ。見た目のデザインこそUシリーズに近い感じもするが、「サイバーショット DSC-P1」から続くスティックスタイルを採用、Uシリーズにはない光学ズームを搭載しつつ、小型サイズを実現した「いちばんセクシーなサイバーショット」だ。

    小型軽量で高級感のあるデザインと質感を備える、というとキヤノンの「IXY DIGITAL L2」あたりを思い起こさせるところだが、実際の使い勝手はどうなのか、ここでレビューしてみたい。

    ホールド感の良い高級感のあるきょう体

    今回レビュー機材としてお借りしたのはプラチナシルバーのモデル。ほかにワインレッド、スターダストブルーの計3色を用意。プラチナシルバーは無難な感じの印象だが、ヘアライン加工された外装には高級感があり、レンズ周り、各ボタン類も好感の持てる仕上がりだ。

    Pシリーズにも似たスティックタイプのきょう体。高級感があり、かつ比較的構えやすい

    最近の薄型デジタルカメラに比べるとややずんぐりとしたきょう体で、気軽にポケットに滑り込ませる、という感じではないが、おかげでホールド感は悪くない。背面には右手親指のかかる位置に滑り止めがあるので安定して構えられる。

    背面は中央に液晶を配置してあり、その左右に空間が空いているので、そこに手をかけて構える形を想定していると思うのだが、左手の収まりがあまり良くない。左手できょう体を包み込むように持つとレンズに指がかかってしまうし、一般的なコンパクトデジタルカメラと同様につまむようして構えると、今度は背面左側の空間が少々無駄に思えてしまう。

    標準的な構え方。何となく液晶左側が寂しい

    手ブレしないようにきちんと構える場合、こういうつまみ方がよさそう。ただ、やはり液晶左側が寂しい

    液晶左側を活用しようと、両手で構えてみると……指がレンズにかかってしまった

    たとえば液晶下部のボタンを液晶右側に配置して操作系を集約、左側に大型化した液晶を配置する、という方法もあったのではないだろうか。代わりに本体が厚くなってしまう可能性もあるが、個人的には液晶大型化による使い勝手向上の方がメリットが高いように感じた。

    ややずんぐりとしたきょう体のため、光学3倍ズームながらレンズのせり出しは少ない

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