【レビュー】

Athlon 64 FX-55とAthlon 64 4000+を試す

1 Athlon 64 4000+ = Athlon 64 FX-53?

    大原雄介  [2004/10/19]

    90nm SOIプロセスを使ったAthlon 64の登場の噂があちこちから聞こえてくる昨今であるが、それに先立ちハイエンドの2製品がAMDから登場した。FXシリーズの最高速製品であるAthlon 64 FX-55と、FX-53と事実上同じスペックであるAthlon 64 4000+である。ということで、早速実力を確認してみよう。

    Photo1:Athlon 64 4000+(後述の様にFX-55のパッケージは撮影できなかった)

    FX-55は遂に2.6GHz動作へ

    今回発表された2製品は、共に0.13μm SOIプロセスを利用したSocket 939の製品である。Athlon 64 FX-55は2.6GHz、Athlon 64 4000+は2.4GHz動作で、どちらの製品も1MB L2キャッシュを搭載する。何のことはない、Athlon 64 4000+はこれまでAthlon 64 FX-53として販売されてきたものと同一のスペックという事になる。

    さてこの2製品だが、それぞれのOPN(Ordering Part Number)は

    • Athlon 64 4000+ : ADA4000DEP5AS(Photo01)
    • Athlon 64 FX-53 : ADAFX53DEP5AS(参考)
    • Athlon 64 FX-55 : ADAFX55DEI5AS

    となっている。OPNの意味はコチラに記した通りなので繰り返さないが、これを見るとAthlon 64 4000+とFX-53はどちらもRev.CGコアを使いVcoreは1.50V、Tcaseは70℃であることが判る。これに対し、Athlon 64 FX-55では同じRev.CGコアでVcoreは1.50Vのままながら、Tcaseの温度が異なっている事が判る。実はこのTcaseを示す"I"は63℃の意味である。

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