【レポート】

TECHXNY - 展示会場の掘り出し物、「Harmony」「Pepper Pad 2」など

    Yoichi Yamashita  [2004/10/08]

    SMB市場向け製品以外では、TECHXNYでの新製品発表はほとんど行われなかった。Tom's Hardware Expoの中止がひびいたらしく、予定されていたベスト・オブ・ショーも無くなった。展示場ではジョニー・ウォーカーの試飲コーナーが人気。プレスルームで独自に挙手によるベスト・オブ・ショーが行われたのだが、選ばれたのは「ジョニ黒の12年」だった。そんな状況ではあったが、最近発表された話題の製品もいくつか展示されていたので、ここで紹介しておこう。

    ジョニー・ウォーカーのブース。試飲するためには約20分の説明を聞く必要があったが、それでも常に10人ぐらいが入場待ちだった

    Logitechの学習リモコン「Harmony 676」

    5月にLogitechがカナダのIntrigue Technologiesを買収。同社から初となるユニバーサルリモコンの新製品だ。

    アメリカっぽいデザインの「Harmony 676」。フェースプレートの交換が可能

    最大15台のAV機器をサポート。USBでパソコンに接続し、インターネット経由でAV機器の設定を転送する。ユニバーサルリモコンはボタンの多さに悩まされるが、Harmonyは「Smart State Technology」という独自技術でシンプルな操作を可能にしている。例えば「DVD鑑賞」というボタンを押すと、自動的にDVD、TV、AVアンプがONになり、すべてをDVD再生の状態にセットしてくれる。実際に使ってみると、目的別のモードに自動的にセットしてくれるだけで、ずいぶんと使いやすくなる。ただ、機能はともかくとして、デザインが229.95ドルという価格には見合っていないように思える。

    両側から親指タイプの「Pepper Pad 2」

    ホームネットワークの中で、Web、Eメール、IM、写真、音楽、ビデオ、ゲームなどを手軽に楽しめるようにするLinuxベースのワイレスデバイス。9月に開催されたDEMOMobileで発表された。

    シンプル操作のワイアレスコンピュータ「Pepper Pad 2」

    プロセッサはXScale PXA270(624 MHz)で、256MB RAM、20GB HDDを装備。SD/MMCカードスロットを備える。

    両側から親指を使ってタイプするQWERTYキーボードが特徴。ただし、パッドやスクロールボタンの配置が悪く、Webブラウザを使ってみたが、手を動かしてしまうのでホールド感はあまり良くなかった。

    ノートPCとPDAの中間を狙っており、価格は800ドル程度になる見込み。来年1月ごろから本格的に販売する予定。

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