【インタビュー】

新しくなったiMac G5に触れる

4 インタビューを終えて - 音は、熱は?

    海上忍  [2004/09/22]

    果たしてiMac G5の"壁掛け"は可能か?

    インタビュー後しばらくの間iMac G5に触れることができたので、ファンの静粛性やケーブルの取り回しなど、スタンド部分をマウントアームに取り替えて"壁掛け"にすることを前提に、気になっていた点について確認してみた。

    ファンの静粛性を確認

    気になるファンの静粛性についてだが、予想以上に静かだった。ファンは計3基設置され、ハードディスク左横に1基、その斜め下に1基(GPU用ではなく「ハードディスクおよびその他の部分のファン」とのこと)、そしてCPUユニット内部に1基(G5ロゴの真下、こちらのヒートシンクの下にGPUが配置されているとのこと)、いずれもシロッコ型となっている。アイドリング時にかぎっていえば、その回転音はいずれもすこぶる穏やかで、どれかが際立って騒がしいということはなかった。

    iPhotoやiMovieを起動し、CPUに高い負荷がかかる状態をしばらく続けてみたところ、ファンの回転数が上がる様子はうかがえたものの、騒がしいほどのレベルにはならなかった。無音状態を作り出すことが難しい会議室でのことだけに断定はできないが、静かな部屋で使っても気が散るほどのレベルではないことは確かだ。

    きょう体上部には2つのシロッコ型ファンが配置され、ハードディスク斜め下に配置されたもののほうが一回り大きい

    CPUユニットの上部吹き出し口付近。銅製とおぼしきフィンが見える

    背面フタのCPUユニット上部吹き出し口に当たる部分。熱風はメッシュ状に空いた穴からダクトを抜け、背面上部のスリットへ向かう

    裏面の熱は?

    発売が予定されているVESA準拠マウントアームでiMac G5を壁掛けに…… と考えているユーザは少なくないはず。筆者もその使い方には大いに興味があるので、きょう体裏側のパネルがどの程度熱くなるのか、壁掛けにしても排熱はうまく行きそうかどうかを調べてみた。

    きょう体裏側の熱だが、CPUに高い負荷をかけた状態を10分ほど続けてからに触れてみたところ、ほんのり暖かいというレベル。「iMac」ロゴの上部にある吹き出し口から出る風も、熱風というよりは生暖かい風、といった印象。壁掛けするにしても、風が真後ろに向かって吹き出すことはない(上部のスリットから穏やかな風量で上へ向かう)ため、壁に密着させたり吹き出し口付近にカバーを置いたりしないかぎり問題はなさそうだ。

    むしろ心配なのは、10kg近くあるiMac G5(17インチモデル)のきょう体をマウントアームがどのように支えるかだが、これはマウントアームの仕様が公開されないかぎりわからない。ただ、USBなど各種ポートが背面に集中しているため、最低でも壁から4~5cmほど離す必要はありそうだ。

    iMac G5の背面。ロゴ上部のスリットから生暖かい風が送り出されてくる

    飛び出ているプラグの分は壁から離さなくてはならないため、壁掛け時には4~5cmほど壁から離すことになりそう

    ケーブルの取り回しは"穴"がポイント

    iMac G5の裏面には、USB 2.0やFireWireなど各種ポートが縦一列に並んでいる。これは非常に美しいのだが、実際にケーブルが取り付けられた状態では印象が違うはず…… ということで、持ち込んだ色とりどりのケーブルを取り付けてみた。

    すると下の写真のとおり、足の中ほどに空いた穴にケーブルを通してしまえば、液晶側からの視界に入らないことを確認できた。穴を通すことにより、きょう体横にケーブルが飛び出すことを防げるため、正面から見ればいつでもスッキリしたiMac G5と向かい合うことができるはず。足の穴から先は自分で工夫しなければならないが、このような工夫はさすがアップル、と思った次第だ。

    敢えて色を統一せずにケーブルを接続してみた。白でなければダメだろうと思っていたが、色で遊ぶのもまた一興か

    液晶/本体を支えるiMac G5の「足」。直径4cmほどの穴が空いているので、ここにケーブル類を通せば裏側もスッキリするはず

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