【レポート】

4分の1が韓国勢の第6回ROBO-ONE - 怒涛の大混戦を制した日本のロボット

1 早くも第6回目となるROBO-ONE大会

    山田久美  [2004/08/17]

    参加者の技術レベルの向上に伴い、ルールも改正されるROBO-ONE大会

    8月7日と8日の2日間にわたり、神奈川県の川崎市産業振興会館で、第6回ROBO-ONE大会が開催された。また、前日の6日には、操縦者が中学生以下限定の第3回ROBO-ONE J-classの予選および決勝戦も行われた。

    ROBO-ONEとは半年に1回行われている二足歩行ロボットによる格闘競技大会のことで、初めて開催されたのは2002年2月のこと。回を追うごとに参加者数も増えており、技術レベルも確実に向上している。そのため、白熱する名勝負もより多く見られるようになり、それに伴って会場の熱気もどんどんヒートアップしている。特に今回は7月16日に韓国ソウルで日韓ROBO-ONE親善試合が行われたこともあり、8日の決勝トーナメントでは、7日の予選で選出されたロボット32台のうち8台を韓国チームが占めるなど、韓国の二足歩行ロボットに関する技術力の高さが窺えた。また、日本チームに比べ、相手を引いて倒す"引き倒し"や低い位置からのパンチ攻撃、キック攻撃など、攻撃力重視のロボットが多く、大会の盛り上がりに拍車をかけた。

    決勝トーナメントは、予選で選出されたロボット32台で行なわれる

    今大会の基本ルールおよび参加資格

    ここでは、8日に行われた決勝トーナメントの様子をお届けしたいが、その前に、第6回ROBO-ONE大会の参加資格およびルールについて整理しておこう。主な参加資格は以下の通り。

    (1) ロボットの足のサイズは脚の長さの70%以下であること
    (2) 二足歩行ロボットで、10秒以内に5歩以上歩けること。歩行においては、片足は必ず地面から離れていること
    (3) 屈伸ができること
    (4) 横歩きができること。片足はかならず地面から離れていること
    (5) 起き上がることができること。起き上がり方法は問わない

    また、ルールについてだが、7日の予選は2分間の自律によるデモンストレーションで、審査員による得点を争うという内容。規定演技や本の上り下りも課せられた。8日の決勝トーナメントは予選デモンストレーション上位32台によるトーナメントで、1回戦、2回戦は試合のみで、3分1ラウンド制の対戦。試合を審査員が採点し、より高得点を得たロボットが勝者となる。また、3回戦、準決勝、決勝は1分間の自由演技によるデモンストレーションと2分3ラウンド制の対戦で、いずれも3回ダウン先取により、そのラウンドを取ることができる。ダウン後10カウントで復帰できない場合はノックアウトとし、そのラウンドは相手のロボットのものとなる。また、ロボットがリングの外に落ちた場合もダウンと見なされる。最終的には、デモンストレーションと試合の両方を審査員が採点し、より高得点のロボットが勝者となる。

    今回は、「マジンガーZ」をはじめ「デビルマン」や「キューティーハニー」の原作者として有名な漫画家の永井豪氏がゲスト審査員として参加し、出場者や観客からの熱烈な歓迎を受けた。

    永井豪氏

    新着記事

    特設サイトの情報

      人気記事

      一覧

        イチオシ記事

        新着記事

        特別企画

        マイナビニュースマガジン