【レポート】

Panasonic PC カレッジ - 松下の神戸工場でLet's noteをつくろう!

1 神戸工場をじっくりと見学

    井原久美子  [2004/08/12]

    軽量・小型・高い堅牢性で知られる松下電器産業のモバイルノートPC「Let's note」シリーズ。実は、実装から組み立てまでを、一貫して神戸工場で行なっている「Made in Japan」。そこで、「自分のLet's noteをつくろう」をコンセプトに、今年から開催されているのが「Panasonic PC カレッジ」だ。今回は、第2回目となる大阪電気通信大学のPC カレッジにお邪魔した。

    神戸工場入り口にはLet's note、TOUGHBOOKの展示も

    こちらはコールセンターや受付などで使われているという製品

    自転車に搭載されたTOUGHBOOK。海外の森林レンジャーなどが使用するとのことだ

    神戸工場は、コニカミノルタなど、大手メーカーが軒並み肩を並べる一帯に、広大な敷地を構えている。ここでは、2年前の夏から、小学4年生以上高校3年生以下を対象に「手づくりLet's note工房」を開催していて、実はこれが人気を集めている。どれくらい人気かというと、倍率約25倍、1人でハガキ100通の応募をしてくる人がいるぐらいだ(ちなみに定員は40人)。

    一方、PC カレッジは大学生向けに提供されており、Let's note工房とは少し趣旨が違う。内容としては、製造実習100分・工場見学60分・講義40分といった"時間割"が組まれており、課外授業の一環としてLet's noteづくりを体験することができる。今回は参加者の1グループに密着したので、その様子をお届けしたい。

    PC カレッジの講義風景。関西だけに軽妙なトークで講演してくれる

    工場内部の風景。もちろん、実際に見学することができる

    目玉となるLet's noteの製造実習。みんな大学に入学してまだ数カ月で、自作ばかりか、情報通信関連の授業を受けてまだ間もない

    まずは、開校式と講義ののち、神戸工場を見学

    松下電器産業 国内PC事業担当カテゴリオーナー兼営業部長の湯浅祥弘氏

    講義では、実際にTOUGHBOOKの堅牢性を試すこともできる。こちらは落下テスト

    耐水性のテスト。こちらもTOUGHBOOKで、Let's noteはさすがに無理

    軽量化は、「最終的には根性で削る」

    今回のPC カレッジは、松下電器産業 国内PC事業担当カテゴリオーナー兼営業部長の湯浅祥弘氏の挨拶で開講。Let's noteやTOUGHBOOKの講義を受けた後に、2グループに別れて行動する。今回はBグループに付き添ったので、次は工場見学だ。

    窓越しにでも見るのかと思いきや、見学は製造ラインをじかに見ることができる。多くの部品は人の手によって取り付けられている上に、後で自分も同じことをするのだと思うと、生徒達の関心も違うようだ。

    神戸工場では、約350人が働いているという。ちなみに松下の新入社員が研修に来ることもあるとか

    作業はすぐ目の前で行なわれている

    見学者用に製造順なども展示されている

    部品は製造順に並べられているので、見ていてもわかりやすい

    また、こちらはさすがに機械になるが、基板にインテルのチップが取り付けられる様子なども、気の済むまでじっくりと眺めることができる。Let's noteといえば、売れ筋ランキングでも、A4オールインワンノートが居並ぶ中で、単身、3、10位に食い込む人気モバイルノート。そのLet's noteが出来上がっていく様は実に壮観だ。

    クリームハンダ印刷機

    巻かれたリボンのように見えるが全部チップ

    このあたりは全自動だ

    チップ装着機。実に速いスピードでチップが取り付けられている

    耐振動性実験では、なぜか肩たたき機のようなものが使われていた

    落下テストに用いる日本に数台しかないという落下衝撃試験機。見学ルートには組み込まれていなかったが、ご厚意により拝見させて頂いた。こちらはTOUGHBOOKの落下試験

    何時間も水にさらされるTOUGHBOOK

    さらに高温放置試験を受けるTOUGHBOOK。さすがだ

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