【レポート】

Inside of Mac OS X "Tiger" - Spotlightによって照らされる世界

7 Spotlight以外もぎっしり新機能

    大野晋一  [2004/07/13]

    まとめ

    Tigerで導入されるSpotlightは、ファイルを扱うという、ユーザがPCでの作業において必ず遭遇する、しかし面倒な行為を楽にしてくれるテクノロジだ。プレビューされたTigerは来年の上半期に製品として提供されるまでに、さらなる改良を重ねると考えられ、また、WWDCに参加したデベロッパは既に対応アプリケーションを作成することも可能で、Apple以外のサードパーティによるSpotlightの実装も出現するだろう。OSの基盤からユーザの体験を改善する"Spotlight"、非常に楽しみなテクノロジだ。

    おまけ

    以下はSpotlight以外でTigerに新たに搭載されるものだ。画像とともにご覧頂きたい。

    まず大きく変わるのが、DarwinカーネルがFreeBSD 5.xベースとなることだ。XgridもOSにビルトインする形で提供される 。ほかにもSQLiteの組み込み、ACLのサポートなど楽しみな機能が多い

    64-bitにより幅広く対応する。Xcode 2.0では64-bit対応のほかにも、Alti-Vecとの親和性向上なども盛り込まれる

    カーネルレベルの変更によるネットワークパフォーマンスの向上により、SMBパフォーマンスも向上する。Mailでは「NeXT」からの伝統であったRichtextメールに加えてHTMLメールの作成にも対応する。また、NTLMv2のサポートによりWIndowsネットワークとの相互認証がより容易になる

    何かと話題のDashboard。1つ1つがWebページのようなものとして動作する。Safari 1.2からサポートした「LiveConnect」によってインタラクテブなデータのやりとりが実現されている

    今までちょっとした作業のためにアプリケーションを立ち上げていたのが……

    Widgetが並んだレイヤが呼び出され、ちょっとした作業をこなすことができるようになる。デフォルトではF12によって呼び出される

    デフォルトでいくつかのWidgetが提供される

    Widgetが出現する際には波紋のエフェクトが

    Widgetを裏返すと設定画面が現れる

    Tigerでは、Appleのオンラインサービス".Mac"とのインテグレーションが一層進む。写真を見るとシステム環境設定のDockやExposeの設定も同期できることが分かる

    SafariからRSSにアクセス可能に

    登録されているRSSをまとめてのサーチも可能。ただし、こちらはSpotlightからアクセスすることはできない。Spotlightは当面ローカルへのサーチに限って提供されるという。もちろん、将来的にインターネットサーチも考えてはいるとのことだ

    様々な作業を自動化可能なAutomator。Apple Eventを利用したものだ

    アプリケーションに定義されたApple Eventを利用して 、ブロックをつなぐようにアクションをくんでいくことができる。コーディングの必要はない

    Tiger Serverも新機能を多く盛り込んで登場

    Xcode 2ではGCC v3.5がコンパイラとなる。インターネットからリファレンスライブラリを取得して表示することも可能だ

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