【レビュー】3.6GHz動作! - LGA775ソケット対応Pentium 4と925Xチップセットを試す (2) テスト機材

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3.6GHz動作! - LGA775ソケット対応Pentium 4と925Xチップセットを試す

2 テスト機材

大原雄介  [2004/06/23]

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さて、今回実際に利用したのは、IntelのD925XCV である(Photo06)。PCI-Expressレーンは、通常ならばAGPスロットがあるところに16xが、またPCIバスの間に1xレーン2本がそれぞれ配置されている(Photo07)。ちなみにコネクタの高さ自体は従来のPCIスロットよりやや低めである(Photo08)。

Photo06:MicroATXフォームファクターの利用も考えたと思われるレイアウト。

Photo07:長さはAGPよりちょっと長い程度。今はまだ普及初期段階なのでコネクタは黒一色だが、今後はカラフルなものが登場するだろう。

Photo08:高さが低い=それほどしっかりとは留まらない、という雰囲気でもない。PCIバスよりもコネクタ幅のマージンが少ないためかもしれない。

他に目に付くものとしては、ICH6脇のIEEE1394Aコントローラ(Photo09)、PCI-Express 1Xレーン横のHDAコーデック(Photo10)、及びGbEコントローラ(Photo11)といったところだ。また、SATAが4チャネル出るのに対応して、ICHのそばに4つのSATAポートが並んでいるのが判る(Photo12)。

Photo09:AgereのFW323 。3ポートのOHCI Link/PHYである。バックパネルには1ポートIEEE1394Aコネクタが出ている。

Photo10:RealTekのHigh Definition Audio CodecであるALC880 。7.1ch出力をカバーする。

Photo11:Marvellの88E8050 。Yukonという製品名で知られる、1チップのPCI-Express 1X対応GbE MAC/PHYである。

Photo12:SATAポートの右にあるのは、電源「出力用」コネクタ。

CPUクーラーはというと、発熱増加に対応してかPGA478の時と比較しても一回り大きなものが付属してくる(Photo13)。単独で見ても判りにくいかもしれないが、マザーボードに取り付けるとそのサイズがおわかり頂けよう(Photo14)。

Photo13:リファレンス用とあってか、サイズはかなり大きい。電源コネクタは、従来の3ピンのものに回転数制御を加えた4ピン構成。

Photo14:PGA478と異なり、ヒートシンク装着用のフレームがなくなったためか、隙間一杯まで広がっているファン。PGA478用のものと比較しても一回り大きい。

なおメモリについては、今回はMicron Technologyのエンジニアリングサンプル扱いのPC2-4300 512MB品を利用した(Photo15)。搭載されるのは256Mbit 3.75ns動作のES品(Photo16)である。

Photo15:16チップの構成。ガーバーの形状がDDR SDRAMとちょっと異なるのが判る。

Photo16:Micronの場合、下段の"Z9BQT"はFPGA Codeと呼ばれる略号になっており、FBGA Part Marking Decoder のページでこれを入力すると"MT47H32M8FP-37E ES"という型番が確認できる。

ところで今回、比較テストを行うにあたって困ったのはビデオカードである。ATIの場合、X800 XT Premium EditionのみがAGPとPCI-Expressの両方で同じスペックの製品があるが、特にPCI-Express版が入手可能になるのは7月に入ってからという事で今回は使えない。NVIDIAに関しては、GeForce 6800シリーズのPCI-Express対応版が遅れている関係で、結果としてHSIを使ったGeForce PCXシリーズの中で探すしかない。今回はGIGABYTEからリリースされているGV-NX57128D(Photo17,18)とGV-N57128D(Photo19,20) が同スペック(コア425MHz、メモリ550MHz/128MB)ということで、これを利用してテストを行う事にした。その他のテスト環境に関しては、表4に示す通りである。

Photo17:GeForce PCX 5750(GeForce FX 5700+HSI)という構成のGV-NX57128D。HSIはヒートシンクのみである。

Photo18:HSIを使った場合の配線がなかなか面白い。流石に高速バスだけあって、チップコンデンサが(HSIの裏にも)かなりの数置かれている。

機材協力:九十九電機

Photo19:こちらはコンサバティブなAGP 8X対応だが、Photo17と見比べるとヒートシンクが異様に大きく見える。

Photo20:信号の周波数が低めなためか、コネクタ周りにはそれほどコンデンサが見受けられない。こうして見比べてみると、HSIソリューションは単にHSIの価格だけでなく、かなりの数のチップコンデンサを配する必要もあるわけで、こうした部分でのコストアップも無視できないそうだ。

機材協力:日本ギガバイト

表4
マザーボードIntel D925XCVIntel D875PBZ
BIOS ver.CV92510A.86A.0159BZ87510A.86A.0076.B29
ドライバ ver.6.0.0.10145.0.2.1003
CPUPentium 4 3.40GHzPentium 4 560Pentium 4 550Pentium 4 3.40EGHz
CPU No.Extreme Edition LGA7753.60GHz LGA7753.40GHz LGA775mPGA478
メモリDDR2 533MHz/CL4 512MB×2DDR400 CL3 512MB×2
メモリチップMicron MT16HTF6464AG-53EB2Hynix HY5DU56822BT
グラフィックカードGIGABYTE GV-NX57128DGIGABYTE GV-N57128D
GPUGeForce PCX 5750GeForce FX 5700
Driver6.14.10.60856.14.10.6085
HDDMaxtor MaxLineIII SATA 250GB×2 NTFSフォーマット(RAID0 / Driver:4.0.0.6211)
OSWindows XP Professional 英語版+SP1 DirectX 9.0b

ちなみにインストール自体はすんなりと進み、インストール後も正常に認識された(Photo21)。Pentium 4に関しては、まだStepping 4ということで、最近なにかと噂のE0リビジョンではなかった。つまり、PGA478のPrescottコアPentium 4と全く同一である。同様にPentium 4 XEについても、Stepping 5であり、これは以前PGA478のPentium 4 3.20GHz Extreme Editionを試した時 同じステッピング である。つまり今回の変更は、あくまでもパッケージのみで内部は同一コアという事になる。

(*1)ただ、Intel 925Xを搭載したIntel D925XCVマザーボードのProduct Feature を見てみると、533MHz FSBをサポートしているあたりがかなり不思議ではある。またこのマザーボード、DDR2 333をサポートしているというのも、ちょっと不思議である。

Photo21:(動かなければおおごとだから動いて当然なのだが)あっさりインストールが終わってしまい、ちょっと拍子抜けである。

Photo22:CPU-Zで確認するも、未だにRevision D0のまま。

Photo23:Pentium 4 XEも同じであった。

 

2/6

インデックス

目次
(1) 新プラットフォーム
(2) テスト機材
(3) ベンチマーク(1)
(4) ベンチマーク(2)
(5) ベンチマーク(3)
(6) 結論

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