【レビュー】

ブランドが異なる2台の超薄型3倍ズーム機を撮り比べる「Finecam SL300R/CONTAX SL300R T*」

2 デザインの違いをチェック

永山昌克  [2003/12/24]

○デザインの違いをチェック

Finecam SL300Rには、前面のアルミパネルの色が異なるカラーバリエーションモデルがある。基本モデルはシルバー、ライトブルー、レッドの3タイプだが、1万台限定のパールホワイトが先日追加発売された。またキャンペーン期間中(2004年1月7日まで)には、オレンジ、グリーン、ピンク、ブルー、イエロー、チャコールのいずれかに変更できるサービスも行われている。

一方のCONTAX SL300R T*は、アルミパネルの代わりに天然皮革のシートが張られている。またボディ前面の製品名は、Finecam SL300Rでは印刷だが、CONTAX SL300R T*ではブランド名が彫られたプレートが張り付けてある。それ以外の外装、すなわちマグネシウムダイカストのボディ部分は、Finecam SL300Rのシルバーに対して、CONTAX SL300R T*はわずかに茶色っぽいシルバーになっている。

CONTAX SL300R T*(左)は、手触りがよく、滑り止めにもなる本革シート。Finecam SL300R(右)は、触るとひんやりと冷たいアルミパネル
CONTAX SL300R T*(左)の決定ボタンの色は黒。Finecam SL300R(右)は青。各種のボタンやメニューの内容はすべて同じだ

カラフルでポップなデザインを好むか、高級なデザインを好むかは人それぞれだが、コンパクトデジカメでは珍しい革張り外装のCONTAX SL300R T*にはモノとしての魅力に満ちている。両機を並べて見比べると、写真で見る以上に質感に差を感じると思う。

もうひとつのポイントは、CONTAX SL300R T*のレンズ部分に設けられた、高さ約2mmの樹脂製の枠だ。この枠に付属のフードを装着すると、フードの先からレンズ面までに約4mmの奥行きが生じる。両機ともレンズキャップやバリアがないので、ついついレンズ部分を汚すことが多いが、CONTAX SL300R T*ではこのフードを付けることで、指紋の付着を少し抑えられる。また、フードの代わりに付属のフィルターアダプタも装着できる。

CONTAX SL300R T*(左)のレンズ部には黒い小さな枠がある。この枠は取り外しができず、Finecam SL300R(右)に付けることもできない
CONTAX SL300R T*にフィルターアダプタを取り付けた状態。これに市販の径28mmのフィルターをセットできる。下にあるのは付属のフード

CONTAX SL300R T*(左)とFinecam SL300R(右)の付属ケース。どちらもケースに入れたままの撮影はできない

そのほかの細かい部分では、ボディの両サイドにあるレンズ名の印刷や、背面十字ボタンの中央にある決定ボタンの色が異なるが、外見の大きな差はボディ前面の素材とレンズ部分の枠の2点である。

付属品については、USBケーブル、ACアダプタ、バッテリー、ソフトウェアは同じものだが、カメラケースが異なる。Finecam SL300Rでは赤と黒の布のメッシュケース、CONTAX SL300R T*では黒の革ケースがそれぞれ付属する。


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