【レビュー】

最新コーデック"XVD"に対応したビデオキャプチャボード「GV-XVD/PCI」

2 使い勝手の高いエンコーダ

石井琢磨  [2003/06/17]

○使い勝手の高いエンコーダ

XVD圧縮は、現在のところβ版は公開されているものの正式なソフトウェアエンコーダーはなく、「GV-XVD/PCI」に頼るしかない。しかし再生プレーヤーについてはXVDコーデックのパテントを所有するBHAの公式サイトからダウンロードすることができる。

XVD圧縮をするためには「GV-XVD/PCI」に付属するソフト「MediaSink」を使用する。このソフトでは、入力キャプチャ、動画管理、XVD圧縮、Windows Media9へのバッチエンコードが一元管理できる。XVD圧縮はいたって簡単で、MediaSinkに保存したい動画を登録して、出力トレイにドロップ&ドラッグし、XVDボタンをクリック、そしてSTARTアイコンをクリックするだけだ。ビットレートや画面サイズの変更はファイルメニューのプロパティから細かく指定することができる。

XVDのプロパティ設定では、動画オプションで「速度優先」「画質優先」やMulti-pass Encodingを「1pass」「2pass」で行うか、などが設定できるほか、ビットレートは「0~3000Kbps」の可能となっている。デフォルトは700Kbpsとなっているが、これはS-VHS相当の画質となる。DVD画質は1500~2000Kbpsのビットレート。音声オプションもあり、ビットレートは32Kbps、48Kbps、64Kbpsから設定が可能。デフォルトは32Kbpsだ。

外部入力からエンコードをする「XVD Recorder」というソフトもインストールされるが、MediaSinkの入力トレイに統合されているので、MediaSinkでキャプチャからXVD圧縮まで一通りをこなすことができる。直感的で簡便なソフトなので、初心者でも取り扱いは簡単だろう。

MediaSink
XVD Composer設定画面

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