【レビュー】

自宅サーバの防御もこれで安心、パワーユーザにお勧めしたい「BlackICE PC Protection」

1 低価格の個人向けIDS

    佐藤晃洋  [2003/05/26]

    Code RedやNimda・SQL Slammerに代表されるようなInternet上で自己増殖を繰り返すワームは、セキュリティを考える上で非常に厄介な存在だ。アンチウィルスソフト等では防ぎきれないこれらのワームの攻撃からPCを守るには、一般的にはOS等へのパッチの適用が有効とされているが(ワームの多くはOSやサーバソフトのセキュリティホールを利用するため)、実際にはシステムのアップデートだけでは足りないケースや、そもそもパッチの適用が困難なケースも多く、その際には他の防御手段を用意する必要がある。

    企業などで導入されるサーバでは一般にそのようなワーム対策として、いわゆるIDS(Intrusion Detection System=不正侵入検知システム)と呼ばれるシステムを導入するケースが多い。ただこういったIDSは専用ハードタイプだったり、ソフトウェアでも価格が高額だったりと、個人で導入するのは難しいものが大半を占める。それに対し、低価格の個人向けIDSとして以前からネット関係者の間で評判だったソフトが「BlackICE Defender」だ。

    今回、その「BlackICE Defender」がさらに進化し、その名も新たに「RealSecure BlackICE PC Protection」(以下「BlackICE」)として生まれ変わった。果たしてどこがどのように進化したのか、今回はその点に注目してレビューしていきたい。

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