【レビュー】

SiS655に秘められた2×64bitモードデュアルチャンネルを試す

2 SiS655の真骨頂? 「2×64bitモード」とは

石川正道  [2003/03/13]

○SiS655の真骨頂? 「2×64bitモード」とは

一般的にデュアルチャンネルメモリというと、2枚単位でメモリを用意し、チャンネル0、チャンネル1にそれぞれ挿し、2枚単位でアクセスすることで倍の転送速度を得ようというものだ。ハイエンドユーザーに人気のE7205チップや、それ以外にも古くは初代PentiumのSIMMや、RDRAM(RIMM)……といった"2枚挿し"の経験がある方なら、メモリにシビアなことはご存知だろう。なお、DDR SDRAMは1枚64bit幅だから、2枚単位で使用するデュアルチャンネル動作では128bitモードと呼んでいる。

では2×64bitモードとは何か? これは以下のようなものらしい。

・チャンネル0とチャンネル1で容量の違うメモリを搭載してのデュアルチャンネル

Channel.0
Channel.1
Bank0 Bank2

・チャンネル0とチャンネル1でメモリ枚数も違うといった状況のデュアルチャンネル

Channel.0
Channel.1
Bank0 Bank2
Bank1 Bank3  
384MB
512MB

さらにもうひとつSiSの128bitモード デュアルチャンネルにおいては、通常バンク0から順に128、256、128、256MBと挿すところ、128、256、256、128MBと挿し順を変えてしまった場合でも、チャンネル0、チャンネル1の容量さえ合っていれは128bitデュアルチャンネルが可能という機能があるという。

Channel.0
Channel.1
Bank0 Bank2
Bank1 Bank3
384MB
384MB

つまり、2×64bitモードではわざわざメモリ構成を考えなくても2枚以上のメモリがあればデュアルチャンネルメモリが可能であり、128bitモードにおいては挿し順を間違えたとしても大丈夫というのだ。

だが、実際にそのようなことが可能なのか、またそのような組み合わせができたとして、純粋なデュアルチャンネルとの性能差は有るのか。今回128MB~512MBまでいくつかのメモリを用意し、複数のパターンで検証してその機能の有効性を調べてみた。

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