【レビュー】

NehemiahコアにリファインされたC3プロセッサを試す

1 "ついに登場したC3新コア""Nehemiah"""

    PC Creation  [2003/02/12]

    2003/2/12

    C3ロゴ
    小型・静音PC用のMini-ITXマザーボードなどに搭載されたことで、すっかりおなじみとなりつつあるVIAのC3プロセッサであるが、登場してから着実に改良が続けられていたものの、長らく大きな改良が見られなかった。だがようやくCPUのコアそのものに改良が施された、「Nehemiah」とよばれるコード名の新型CPUが投入されることになった。

    C3は2000年中期に投入されてから、今回のコアで実に5世代目となる。C3の経緯について少々おさらいをしておくと、VIAがCyrix・IDTを傘下に収めてから投入した第1世代のCPUが「Samuel」コアであった。これがいわゆる「Cyrix III」と呼ばれたものであったが、このCyrix IIIの実体はIDTがデザインした「WinChip」がベースであり、それゆえにCyrixの名を冠するのは不適とされたのか、次の「Samuel2」コアでは「C3」と名称変更され、そして現在にいたるわけである。

    リリース
    2000
    2001
    2001
    2002
    2003
    コード名
    Samuel
    Samuel2
    Ezra
    Ezra-T
    Nehemiah
    コード
    C5A
    C5B
    C5C
    C5N
    C5XL
    クロック
    500~733
    650~850
    800~900
    900~1100
    1000~1500
    MHz
    プロセス
    0.18
    0.15
    0.13
    0.13
    0.13
    μm
    ダイサイズ
    75
    52
    52
    56
    52
    mm2
    動作電圧
    1.8~2.0
    1.6
    1.35
    1.35
    1.4
    V
    改良点
    -
    L2キャッシュ
    追加
    プロセス変更
    FSB(AGTL
    1.2V)変更
    コア改良

    C3はSocket370ベースのCeleron互換のCPUとして投入され、Celeronよりも安価なソリューションとして用いられていたが、その後はよく知られている通り、今では低消費電力という特性を活かしEPIAシリーズに搭載されるなど、小型PC・組み込み用途で活躍することとなった。そのC3も1GHzという動作クロックを達成し、更に性能向上すべくCPUコアデザインにも改良が行われ、リファインしての投入となったのである。

    新型Nehemiahコアに改良されたC3 1GHz

    新型のC3プロセッサに搭載されるCPUコアはNehemiahと呼ばれるもので、これまでのCPUからはいくつかの機能強化がなされ、旧CPUから高速化を達成しているという。今回はこのC3プロセッサの性能を検証してみたい。

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