【レビュー】

Tシリーズをさらに使いこなすためのCLIEGEAR その機能性と使い勝手を徹底チェック!! - ソニー 「CLIE GEAR」

1 操作感覚に優れたデジタルカメラユニット 「PEGA-MSC1」

    竹内亮介  [2002/02/20]

    前回はCLIE Tシリーズの本体を紹介したが、今回はそれに引き続き、Tシリーズと同時に発表された各種CLIEGEAR(デジタルカメラユニット PEGA-MSC1、GPSユニット PEGA-MSG1、通信アダプタ PEGA-CF60/PEGA-MA15、オーディオアダプタ PEGA-SA10)の機能や使い勝手などをレポートしていこう。

    今までもオーディオアダプタや、携帯電話やPHSなどと接続する通信アダプタなどは、Nシリーズ向けに提供されてきた。しかし今回発表されたCLIEGEARの目玉は、なんと言ってもデジタルカメラ、およびGPSユニットという2種類のI/O機能付きメモリースティック型モジュールだろう。ソニーのメモリースティックにかける意気込みが、こうした先進のデバイス群に反映されている。


      ○デジタルカメラユニット PEGA-MSC1
    ~操作感覚には優れるが、フォーカスがちょっと甘め?~

    メモリースティックスロットに装着したところ。カメラユニット部分は非常に小さい。首一つ飛び出したようなスタイルだが、この部分の安定性はちょっと不安になる

    PCGA-MSC1は、CLIEのメモリースティックスロットに差して、デジタルカメラの機能をCLIEに追加するユニットだ。専用のコントロールユーティリティをインストールして使う。レンズにズーム機能はないので、単焦点カメラとして使うことになるが、10万画素という画素数を考えれば、トイカメラと同じような感覚で使うのが正しいだろう。基本的な操作はキャプチャボタンをワンタップ、というだけの簡単操作で、機能もシンプルだが使い勝手も実にシンプル。もちろんジョグダイヤルにも対応していて、画像のキャプチャからホワイトバランス、撮影サイズ、各種エフェクトなど、基本的にすべての操作をジョグダイヤルで行うことができる。

    肝心の画質についてだが、全体的にややソフトな画像である。個人的には、画面全体にごく薄いトレーシングペーパーが、一枚被せられているような印象を受けた。それでも、トイカメラレベルの画質は充分クリアしている。街で見かけた面白いアイテムをさっと撮影する、駅の時刻表や伝言板をチェックしておくというような用途には、なかなかマッチしているのではないだろうか。

    ホワイトバランスの調整、および撮影する画像への簡単な効果処理なども可能。これらのオプション選択も、すべてジョグダイヤルで操作可能だ

    撮影した画像のチェックは、CLIEにインストールされている「Picture Gear Pocket」で行う。この画像に対して、Tシリーズならば「CLIE Paint」を使って手書きのメモなどを書き加えることもできる。画像の再生、および修正などについては、キャプチャユーティリティから直接行える。ただし、パソコン上で扱う場合、CLIE上の画像が、BMPやJPEGなどの標準的なフォーマットに自動変換されないのがちょっと不便だ。閲覧はパソコン側のPicture Gearで行うわけだが、閲覧しながら必要なファイルを逐一変換保存、という作業が必要になる。また、CLIEで撮影した画像は、基本的にバックアップフォルダに保存される。サムネイルを掴むために、かなり深いところまでフォルダを掘っていかなければならないときもある。ちょっとこれは面倒だ。パソコン側に、CLIEの画像を自動変換するユーティリティが用意されていると便利だと思った。

    中央下のキャプチャボタンをタップするか、ジョグダイヤルボタンを押し込むと撮影される。タイマー撮影も可能だ 320×240ドットで撮影した画像。ホワイトバランスは自動で撮影したが、やや蛍光灯の色味が強く出てしまったようだ。このほか、160×120ドットで撮影することもできる

    新着記事

    特設サイトの情報

      人気記事

      一覧

      イチオシ記事

      新着記事

      特別企画

      マイナビニュースマガジン