【レビュー】

とんでもないプレイヤーが登場!! 「RioVolt SP250」

5 恒例、周波数解析!

    木村公彦  [2001/10/19]
    「RioVolt SP250」

    ○恒例、周波数解析!

    また、今回は音楽CDを録音したWAVEファイルと、MP3を書き込んだデータCDの再生音の出音(付属リモコンのヘッドホン端子から出力)を周波数解析してチェックしてみることにした。

    結果は、以下の通り。グラフは、縦軸が音量(dB)で横軸が周波数(Hz)。緑色のラインが瞬間の周波数分布を記録したもので、白いラインがピークホールド(ピーク時の状態を一定時間保持したもの)だ。緑色のラインは刻々と変化するので、白いラインのほうを見てほしい。白いラインの傾きがオリジナルに近いほど再現性が高いということになる。

    オリジナル(CDトラックをWAVEファイルに変換)

     

    ビットレート128KbpsでエンコードしたMP3をRioVolt SP250で再生

    ※RioVolt SP250の付属リモコンヘッドホンアウトから128KbpsのMP3ファイルを再生したものをパソコンのライン入力から取り込み、WAVEファイル(44.1KHz/16ビット/ステレオ)として録音。これを、サウンドモニターソフト「FFT Wave」(シェアウェア:E.N.Softwareで読み込んで周波数特性の解析を行なった。白いグラフがピークホールド。

    こうして波形を比べてみると、2.5KHzから20KHzあたりまではほとんど文句ないカーブ。20KHz以上が若干乱れてはいるが、実際の出音は全く気にならない。かなりいい成績(?)といえるだろう。

    ○総合評価

    いやはや、とんでもないものがリリースされてしまったというのが率直な感想だ。

    音飛びを防止機能ESP(Electric Shock Protection)は、従来RioVoltではデータCDが最大120秒、音楽CDが40秒だったが、RioVolt SP250ではデータCDで480秒、音楽CDでも180秒と強化された。これはもう、多少どころかどんな振動でも音飛びはしない。音飛びチェックのために振り回すだけヤボというものだ(いちおうやってみたけど)。

    ディスプレイの表示項目が多く見やすいのは◎。再生中でも常に現在のディレクトリが表示されるのも◎だ。リモコンにも液晶ディスプレイが装備され、バックライトつきなので暗いところでも操作が行なえる。

    また、従来RioVoltではウイークポイントだった日本語表示機能、レジューム機能といった部分もRioVolt SP250ではしっかり装備されている。

    出音もパワフルで、操作性◎、機能的にもトップクラス。付属ソフトも扱いやすく、申し訳ないがベタボメだ。

    RioVolt SP250はRioVoltシリーズのみならず、全てのポータブルデジタルオーディオCDプレイヤーの中のハイエンドモデルと言って過言ではないだろう。

    価格 オープンプライス(実売26,000円前後)
    対応圧縮形式 MP3、WMA
    著作権保護技術 --
    記憶メディア CD-R、CD-RW
    電源 単3形ニッケル水素充電池×2、付属ACアダプタ
    サイズ 130(W)×140(L)×27(D)mm
    重量 約265g(電池含まず)
    製品情報 http://www.sonicblue.co.jp/
    対応OS Windows95/98/98SE/Me/2000/MacOS9.0.4以降
    発売日 2001年10月4日

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