【レビュー】
2001/5/21
ヤマハから独自のエラー防止機構装備の20倍速CD-R/RWドライブ
「CRW2200」シリーズ が登場
ますますヒートアップしてきた感のあるCD-Rライターの速度戦争。ヤマハから書き込み20倍速、書き換え10倍速、読み出し40倍速のCD-R/RWドライブ「CRW2200シリーズ」が発表された。20倍速以上のドライブとしては三洋電機、リコーに続いて3社目。スペック上の書き込み速度こそ三洋電機の24倍速に届かないものの、ヤマハ独自のエラー防止技術「Safe
Burn」を新たに搭載、ラインアップも従来のATAPI、SCSI、IEEE1394に加え、USB2.0対応モデルも発売するとのことだ。今回はATAPI内蔵タイプの「CRW2200E-VK」で、新製品の実力のほどを検証してみることにした。
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●継ぎ目のない書き込みが可能な「パーシャルCAV」
書き込み速度も20倍速にまで達すると、ディスクの内周部分に書き込みをする際のディスク回転数が超高速になり、安定した書き込みができない要因のひとつになる。リコー、三洋電機はともに「Zone
CLV」と呼ばれる方法で解決しているが、ヤマハの「CRW2200E-VK」では16倍速、20倍速での書き込みに対して、「パーシャルCAV」という方法を採用している。
パーシャルCAVは従来品の16倍速ドライブ「CRW2100シリーズ」でも採用されている書き込み方式で、CRW2200E-VKでのパーシャルCAVは、書き込み開始から16倍や20倍の指定された書き込み速度に到達するまで、5500rpmの回転速度を一定に保つCAV(Constant
Angular Velocity)方式で書き込み、線速度が最高値に達した時点でCLV(Constant Linear
Velocity=線速度一定)方式に切り替える方法を採用している。
一方のZone CLVはディスクをいくつかのゾーンに分け、最内周の部分では低速に、外周部分では指定された速度でそれぞれ一定の線速度で書き込んでいくものだ。ヤマハの資料によれば、Zone
CLVではゾーンからゾーンに切り替わる「書き継ぎポイント」でまったく異なる記録速度での書き込みになるため、記録精度の維持が困難になるとのこと。パーシャルCAVであれば急激な回転速度の変化は起こらないので、品質にシビアな音楽ユーザーなどでも安心して使うことができるとのことだ。
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