【レビュー】

ソニーの本気度の表れ 個性派ケータイSO503iレビュー「DoCoMo by Sony SO503i」

3 センタージョグで直感操作

浅野純也  [2001/04/17]

ソニーの本気度の表れ 個性派ケータイSO503iレビュー

 

○センタージョグで直感操作

インタフェースの特長は何と言ってもソニーの持ち歩き系製品のアイデンティティでもあるセンタージョグだ。上下に回転するクリック付きのダイヤルで選択と決定を行うが、指の動きが少ないし直感的にわかりやすいのがいい。その左右の2つのボタンはメニューを進めたり戻したりするためのもの。さらにその外側にあるメールボタンとiモードボタンがシチュエーションによってサブメニュー的な働きをする。

上の黒い部分がセンタージョグ。中央のダイヤルと左右のボタンで構成されている。ボタンの大きさはSO502iWMよりも大きくなっている。1画面分のスクロールは一番手前の2つのボタンを使う
左右のメールボタンとiモードボタンはサブメニュー操作時に使う。どちらもセンターからやや遠く小さいのが個人的には残念。せっかくセンタージョグで指の移動が最小限になったのに……
メニューは左側の4つのアイコンで分類され、その下で2階層になっている。このあたりの操作はセンタージョグだけでできる

ジョグ操作はわかりやすく、左右のボタン配置やボタンの大きさ(SO502iWMよりも大きくなっている)も操作しやすいのはいいのだが、メールボタンとiモードボタンの位置が中央から離れており、サイズも小さいのは気になった。センタージョグの操作で指移動がほとんどない分、大きく指を移動させられるためだ。また画面のスクロールはセンタージョグだと1行ずつしかできず、1画面スクロールは操作キーの一番下にあるマナーとメモボタンを使うことになり、ちょっと「?」的に違和感を覚えた。またテンキーをアサインするようなショートカットがないので、メニューの下へ移動する場合ダイヤルをカチカチ回し続けることになる。

メニュー体系はSO502iWMやauで投入されているC406Sと同じ。センタージョグのワンクリックで第1階層、さらにワンクリックで第2階層、第3階層へと降りていくオーソドックスなスタイルだ。

メール画面になるとiモードボタンが返信ボタンになるのが便利。文章も引用符によって引用するよう設定できる

○日本語入力を効率化するPOBox

日本語入力支援機能としてC406Sに続いてPOBoxが採用されている。ドコモシリーズでは初めての採用だ。POBoxはいわゆる予測変換機能で、文字入力に合わせて言葉を先読みし、候補を一覧表示するもの。通常必要な変換操作が自動化されていると思えばいい。たとえば「す」を入れると「す、する、すね、好き、過ぎ、すごい……」などが表示され、続いて「ま」を入力すると「すま、スマート、スマッシュ、住まい……」と続き、「「つ」を入力して「すまつ」になると「すまつ、スマッシュ、SMAP……」というように、入力に応じて候補が絞り込まれていく。学習機能や辞書登録機能もあって、使い込むほどにどんどん賢くなっていくのは非常に便利で使いやすい。もちろん、候補が表示されないときは予測変換の途中で通常変換に切り替えることもできる。入力に必要な時間と手間が少なくて済むSO503iの大きなセールスポイントと言えるだろう。

POBoxの例。「ま」を入力すると先読み予測の候補が表示される。センタージョグや左右ボタンで選択する
「ま」に続き「い」を入力。候補が絞られてくる。「毎日」に変換したい場合は、ここで確定すれば「まいにち」の4文字を入れる場合の時間・手間が半分で済む

ちなみに「に」と「ち」を入力したときの候補はこうなる
もちろん通常の変換方法での入力も可能だ

サンプルをもうひとつ。メル~と続くネット用語も充実している
予測辞書と通常辞書にはユーザー登録も可能だ。最大で300の単語が登録できる

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